Megumi Yamashita

JSPO-AT | 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 福島ファイヤーボンズアスレティックトレ…

Megumi Yamashita

JSPO-AT | 鍼灸あん摩マッサージ指圧師 福島ファイヤーボンズアスレティックトレーナー

マガジン

  • ATの現場から

    ATの仕事を通して感じたことや学んだことを書き留めています。

最近の記事

パープルタウンとわたし #2

波乗り風チャンスの神様 私は過去に「あ、これたぶんチャンスの神様の前髪だろうな」というヤツを自らの手で払いのけた経験があり、後悔はしていないけれどこの先そんな人間に都合の良いチャンスなんてもう巡ってこないだろうなと思っていた。 でも、また現れてくれた神様。 ただし仕事だし、私が考えていた関わり方と全然違うし、仕事だし(2回目)、これはやるなら相当気合いを入れなければいけない… と、数日考えた結果、気合いを入れて前髪に手を伸ばしてみた。 理由は、『今回の神様は波に乗ってや

    • パープルタウンとわたし #1

      はじまり2023年8月、アカツキジャパンのワールドカップ大躍進をきっかけに、Bリーグ人気が爆発。ミーハーな私も例に漏れず"推し選手"の活躍情報を追いかける日々を過ごしていた。 と、同時に、やっぱり同業の方のお仕事風景も気になるわけで、各チームのトレーナーやSCの方々の動きを観察することも楽しみのひとつに。 こんなに間近で試合観戦できるスポーツなんてあまりないし、日焼けの心配もないし、アリーナフードは美味しいし、来年はどこかのチームのファンクラブに入会して、遠征と合わせて観光

      • New Stage その3

        プロフェッショナルもうひとつの今までとの大きな違いは、「プロチーム」ということ。 プロ(profession)を辞書で引くと、「賃金を払われるなりわい」「専門的な仕事」と出てきます。 プロフェッショナル(prpfessional)は、「プロに関連する/属する」という意味に加えて、「能力が高く、技に優れ、(その仕事に)確かさがあるということ」という意味も持ちます。 “プロ”のイメージ 今まで個人的に考えるプロスポーツとアマチュアスポーツとの違いはこのようなイメージでした。

        • New Stage その2

          バスケというスポーツ今まで関わってきたスポーツとバスケットボールを比較してみました。 【ラグビー】 ・フィールドに立つ人数:15人 ・1チーム選手数:30人オーバー(学生は倍以上だったり) ・試合時間:40分ハーフ(ハーフタイム12分) 《トレーナーワーク》 ・試合中のトレーナーの居場所:サイドライン ・ケガ発生時のトレーナーの動き:プレー継続中でも可能な限り迅速にケガ人の元へ 【アメリカンフットボール(Xリーグ)】 ・フィールドに立つ人数:11人 ・1チーム選手数:5

        パープルタウンとわたし #2

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        • ATの現場から
          4本

        記事

          New Stage その1

          フルタイムへの挑戦今までも「チーム活動上のフルタイム」という意味では経験があるのですが、今回はプロスポーツ。選手だけでなく関わる人全員が、ほとんど毎日、シーズン中は休む間もなくチームのために考え、動いているという環境になりました。 文字通り「フルタイム」。 私にとっては、この全員がぶれることなく同じ目標に向かっている環境、自分の持ち場で力を発揮できなければみんなに置いていかれるのではという緊張感がとても気持ちよく感じました。 ATとしての関わり方の部分では、やはり週のほとん

          New Stage その1

          ATの現場から

          日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナーになって15年、たくさんのありがたいご縁があり、今まで数々のスポーツ選手やチーム,個人のクライアントさんとともに闘う機会に恵まれてきました。 今回はシーズン途中からの2ヶ月半という短い期間ではありましたが、初めてフルタイムのアスレティックトレーナー(以下AT)としてプロのチームで働けたこと、また、今までラグビーやアメリカンフットボールといったコリジョンスポーツの現場をメインに活動してきた私がバスケットボールの現場に入ったことで感

          ATの現場から

          ちゃんと吐くこと

          呼吸の話です。 みなさんは何秒間「息を吐く」ことができますか? 呼吸の「呼」は、吐くこと 呼吸の「吸」は、吸うこと  です。『呼吸』とは字の如く、吸う前に吐くものなんです。 でも私たちの体には酸素が必要で、脳もそれを分かっているので、新しい酸素を取り入れようとしてどんどん息を吸おうとします。何かに驚いたり、心配事があったり、精神的に落ち着かなくなったりした時も脳は酸素を求めるので、呼吸が浅くなっていきます。これが過呼吸です。 もちろん、生命活動を続けるためには酸素

          ちゃんと吐くこと

          健康で文化的な最低限度の生活

          私たち日本人は、日本国憲法第25条で最低生活の保障をされています。 小学生の時に習ったアレです。 【すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができる】 日本人に生まれると、最低限の生活は国が保障してくれるのです。有り難いですね。 ただ、まあ、、、「最低限度の生活」って、統一するの難しいですよね。 だから何が言いたいかというと、 なるべく自分でコントロールするべき なのです。 「最低限」って下の方に目を向けなくてもいいと思うんです。遠慮なく上を目指せ

          健康で文化的な最低限度の生活