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2022年度上期優秀アメーバ賞を受賞、新体制チームを率いた新人課長のチーム作り。


ヒューマンリソシア株式会社 DX事業本部 DX営業本部 西日本RPA営業部 1課 ・課長/森万由子さん

 
 2022年度上期優秀アメーバ賞を受賞したのは、ヒューマンリソシアの「DX営業本部 西日本RPA営業部1課」です。130%という、計画値を大幅に超えて達成した成績などが評価されました。
 チームを率いる森万由子さんは、この春に昇進したばかりの「新米課長」。どのメンバーとも初顔合わせだったといいます。そんな真新しいチームが優秀な成績を残せたのはなぜでしょう?

毎日30分のチームミーティングで情報を共有

——まずは、森さんが課長として率いる西日本RPA営業部1課について教えてください。

 DX営業本部の西日本RPA営業部1課では、RPA(WinActor)という商材でお客様のDX推進をお手伝いしています。これまで手作業で行ってきた煩雑な業務をオートメーション化できるため、業界を問わず、さまざまなお客様からご契約頂き、ヒューマンリソシアは今年、約300社ある販売代理店の中で4年連続販売実績1位を獲得することができました。
 私たち営業部1課の担当エリアは、静岡、愛知、岐阜、三重の各県。それに加えて、私は沖縄を担当しています。理由は、私が沖縄を好きだからです(笑)。
 課員は3名。今春、東京の営業チームから異動してきた入社3年目の男性2名と、同じく今春、キャリア採用で入社した女性1名です。私も今春、課長に昇進したばかりなので、とてもフレッシュなチームです。

——課長に昇進したとき、どのようなチームにしようと思いましたか?

 一つの目標に対して一丸となれるようなチームにしたいと考えていました。メンバーはこれまでばらばらの場所で働いてきた人たちで、仕事の進め方や価値観も人それぞれに違います。チーム一丸となるにはコミュニケーションをしっかりとることが大事だと考え、情報共有の場をつくりました。
 毎日夕方30分程度のミーティングでチームの業績や各案件の進捗を確認し、いま誰が何をしているのかを共有しました。また、困っていることがあったら、メンバー内で共有し、全員で解決策を考えるなど、意見交換を行っています。

——キャリア採用のメンバーは営業の経験者でしたか?

 いいえ、そうではありませんでした。そのため、まずは営業の仕事を理解してもらうために同行の時間を増やしたほか、昨年まで私が担当していたお客様を引き継ぎました。お客様の業務内容や人柄を私がよくわかっているので、アドバイスもしやすいと考えたためです。
 課長に昇進する前の2年半、私は課のメンバーとして、営業部1課に貢献してきました。上期は、それまで培った人脈やノウハウを活かした半年間だったように感じています。

目標達成100%以上を目指す

——そんな森さんのチームが、2022年度上期優秀アメーバ賞を受賞できた理由はどこにあるとお考えですか?

 いちばんは、お客様に恵まれたことです。私たちは、そんなお客様に対して顧客ファーストの姿勢をつらぬきました。それが結果に結びついたと考えています。また、営業メンバーの力だけで受賞できたわけではありません。エンジニアやインストラクター、管理部の方々の協力があってこその受賞だと思っています。
 

——課長としてスタートしたときから、アメーバ賞は意識していましたか?

 はい、もちろんです。メンバーに対して言葉に発したことはないですが、おそらく営業であれば誰しも賞を獲得することを目標に掲げているのではないでしょうか。
 売上げ目標の100%達成ではなく、100%以上にするためにどうしたらよいか、常に考えていました。私の考えだけが正しいわけではないので、ミーティングの時間に意見を交わし合いながら、みんなの意見を取り入れ、いちばんいいアイデアを実行するようにしました。そうした時間を重ねることでチームがまとまり、受賞に結びついたのかもしれません。

表彰式でのスピーチ

——仕事をする上で、チームで共有していたことは?

 顧客ファーストの姿勢にもつながるのですが、スピードを重視することです。お客様が私たちを含めて数社に問合せをされていたら、いちばん早く回答するのは私たちであるべきです。訪問先で聞かれたことにできるだけその場で回答できるよう、普段から知識を蓄えておくことも心がけていました。

失敗を恐れず、自分で考え、自分で行動する

——チームの課題については、どのようにお考えですか?

 皆、まだ経験が少ないからか、自分で考える前に正解を知っている人になんでも聞いてしまうようなところがあります。最短距離で正解を知ろうと思わず、まずは自分で考え、自分で判断し、たとえ失敗したとしても、それを活かして次につなげていってほしいです。失敗をしたからこその成功があると、私は思っています。

——そんなメンバーに伝えていることは?

 自分で考え、自分で行動することです。これは私自身が新人の頃、上司に教わったことでもあります。当時は何も考えずに質問して、よく上司にご指導いただいていました。自分でしっかりと考えたうえで相談するのではなく、「どうしたらいいですか?」と指示待ちのような聞き方は自分自身の成長を妨げるよ、と。
 とくに自分のお客様については、担当者である自分がいちばん知っているはずだから、自分の意見を持った上で上司の判断をあおぐようにと教わりました。

——いま、その上司の影響を受けていると感じますか?

 そうですね。私は上司に恵まれたと思います。自分の得意分野を伸ばしてもらえたので、私自身もそういう上司でありたいです。
 このチームのメンバーは、お客様の懐にすっと入っていけるところ、お客様に寄り添った提案ができるところ、丁寧なアフターフォローを行っているところなど、それぞれによい部分を持っています。今後も、そうしたメンバーの長所が活かせるチーム作りをしていきたいですね。

——下期に向けて目標を教えてください。

 チームとしては年間最優秀アメーバ賞をいただくこと、その上で、優秀社員賞をメンバーから輩出することです。
 上期は、まずは自分自身の成績をきちんと達成させようとがむしゃらにやってきましたが、下期は自身の成績を維持した上で、メンバーの成績が上がるように課長としてバックアップしなければいけないと考えています。個人的な目標としては、メンバーに対してきちんと指導ができる、頼れるリーダーになりたいですね。

西日本RPA営業部1課メンバー写真左から)山口 由夏さん、森 万由子さん、北原 真人さん、西尾 龍生さん

上司からのお祝いコメント

 DX事業部は、「お客様のDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを成功に導く」ことをミッションに、DX関連ツールの導入支援から教育や活用支援など、お客様に寄り添ったサービスを展開しています。
西日本RPA営業部1課では、製造業をメインに日本を代表する企業様と多くのお取引をいただいています。
 森課長の凄いところは、仕事効率の良さですね。顧客からの問い合わせ、関係各所との調整、部下からの相談など、同時並行でいくつもの仕事をこなしていきます。忙しい中でも、朝・夕礼、昼休憩時には部下とのコミュニケーションを積極的にとっています。チームの円滑なコミュニケーションがお客様への提案やフォローにも活かされ、さらには、良好な取引に繋がっているのだと思います。
今後も森課長もさることながら、チーム全員の成長も楽しみで仕方ありません。

ヒューマンリソシア株式会社 DX事業部 DX営業本部長 関和成さん 


<ヒューマンリソシア株式会社・会社概要>
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国27拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。



※2022年10月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 肩書き・役職等は取材時のものとなります。

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