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10million for retirement

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1000万円を運用して「老後2000万円問題」を解決する実践記録です。
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2022年10月の記事一覧

100万支出

100万支出

今月の個人的経済ニュースはセルフファンドから100万円が流出したお話。
事故ではない。

それぞれ為替部門、株式部門から50万円ずつ支出された。
内訳は事業資金の補填と借金の返済だ。

また、この支出は投資収益のプールから出て行った。
つまり100万円稼いだ、というという状況でもある。

資産運用で100万円作ったが、それが手元には残らなかった、という話でもある。
月末の経済マガジンのネタとしては

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帳簿の読めない日本人

帳簿の読めない日本人

猫に餌を与え、珈琲を飲んで、この文章を書き始めよう。

この文章を書く前に優しい言葉で、同じ内容を書こうと試みたが、挫折した。
日本人はお金の事をある程度わかっていますよ、だから、もう少し上を見るのは如何ですか?みたいな文章だ。

展開と結論がブレて、読むに堪えない駄文になってしまった。

今度は頭の中にある事を素直に吐き出そうと思う。

お金は元本資産この話の最も確信的な論点はお金は元本資産であ

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不況=クレジットの喪失

不況=クレジットの喪失

激しい眠気に襲われる午後五時半。
仕事が終わり書斎に戻って、猫の部屋を片付ける。
自分の仕事が終わったら、掃除機をかけて今日の書斎の営業は終わりになる。

僕は書斎で仕事を始めると、ここにいるんだな、と安心して各々勝手に遊んだり寝たり、時に僕を呼んだりと伸び伸びし出す猫共が愛おしい。

マガジンにて、最近は僕自身が経済の一体何を見ているのか、について書いてきた。
ハウツー系として役に立つ程の事でも

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経済周期と日本経済

経済周期と日本経済

の続き。

前回はタイトルの内容には殆ど触れずに、生産性の向上が起こっている事は間違いなく、その上で債務周期を考える時に感じる日本経済低迷の30年への違和感について触れた。

一般的には直線的右肩上がりで仮定されるマクロ的生産性向上のグラフは日本においても右肩上がりではある。
手に入る情報量も、処理出来る情報量も作れる製品の量も質も向上し、実生活では30年前の不可能が今の当たり前になっている。

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通貨の超中立性とクレジットの喪失

通貨の超中立性とクレジットの喪失

今月は無理。
ここ数ヶ月、経済的自立(金融所得が生活コストを上回る状態)の維持に対して、毎月、そう思ってきた。
しかし、今月も何とかなりそうな見通しだ。

月利益合計の最低ラインを20万円に設定していて、それを割り込むかどうか、というのが、経済的状況の維持に対する評価基準になっている。
今月もその基準は超える。

景気動向は悪く、株価の各指数は年初から下落に転じている。
この状況下において、資産増

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