お知らせが遅くなりましたが、昨年12月から染め織り道具SHIROさんが運営するWebメディア「染め織り暮らし」にてエッセイの連載をさせていただいております。 毎月1本、全6回でデンマークでの暮らしや手仕事について書いています。 憧れの染め織り暮らしさんでの連載に、かなりドキドキしながら書いていますので、noteをご覧の皆さまにも読んでいただけたら嬉しいです。
前半はこちらから 前回はコペンハーゲンからビボーまでの道のりをご紹介しました。 後半はスカルス手芸学校の最寄駅ビボーから学校までの行き方をご紹介します。 ビボーからスカルス手芸学校まではバスかタクシーで20分ほどで到着します。 バスで行くViborgからスカルス手芸学校までは一日に5〜6本バスが出ています。(日曜日は3〜4本と少ないです。) 前編で紹介したRejesplanenというアプリでバスの時間を調べることができます。 駅ホーム奥のエレベーターで歩道橋に上り、再び
こんにちは。 2022年も、もうすぐ終わりですね。 1年前の年末は初めての海外留学を目前に控え、ソワソワしていたのを思い出します。 先日、スカルス手芸学校に留学予定の方から「学校までたどり着けるか心配」とご相談をいただきました。 慣れない海外で電車に乗るのはとても不安ですよね。 私も留学前、心配で色々調べたもののスカルスまでの詳しい行き方が見つからず、当日まで不安だったことを思い出しました。 これからスカルスに行く方のお役に少しでも立てればと思い、今回記事にすることにしま
入国・帰国に関する色々な制限が解除されはじめ、少しずつ旅行がしやすくなってきましたね。 久しぶりの海外旅行に行かれる方もいると思うので、今回は私がデンマーク留学中に訪れたおすすめの美術館を紹介したいと思います。 AROS美術館コペンハーゲンから電車で約3時間。ユトランド半島にあるデンマーク第二の都市オーフスにある美術館です。 この美術館の目玉はなんと言っても、屋上に設置されたレインボーカラーの回廊 “Your rainbow panorama”です。 現代アーティストOla
HYGGE(ヒュッゲ)という言葉をご存知ですか?日本語で当てはまる言葉を探すのは難しいのですが「心地よい空間」「くつろげる時間」などを指すデンマーク語で、幸福度の高いデンマークの生活に根付いた言葉です。 留学前にこの言葉を知った私は、本場のヒュッゲを楽しみにしていました。 日常に溶け込むヒュッゲ 私はてっきり、デンマークの人たちがヒュッゲしよう!と言いながらヒュッゲタイムを楽しむものだと思っていたのですが、デンマークで暮らし始めて数ヶ月しても一向にデンマーク人の口からヒ
スカルス手芸学校の入学手続きについて、前回は学校ホームページからの申し込み方法を書きました。 前回の記事はこちらから↓ 今回は、学費の入金と学生ビザの申請について紹介します。 留学費用 2022年春ターム(23週コース)の入学費用は約48000DKK、日本円で約86万円でした。(1DKK=18円計算) この金額には5ヵ月間の授業料、宿泊費、食費、ベッドリネン&タオル代、修学旅行費、学生ビザの登録代が含まれています。 私は2人部屋を選びましたが、1人部屋の場合は追加料金が
人からの親切を受け取るのは得意ですか? 私は今までどちらかと言うと苦手でした。 例えば仕事で忙しい時に手伝いますか?と同僚に聞かれても「大丈夫です!」と言って後々自分の負担になったり、 人から奢ってもらうことに罪悪感を感じたり、 相手の時間を使わせてしまうのが申し訳ないから何かを依頼するのが苦手だったり。 自分自身は誰かを手伝って感謝されることが好きだけれど、助けてもらうのは申し訳ない。 相手が差し出してくれたものに対して、自分も対等な価値を提供できなければ受け取る資格
デンマークのスカルス手芸学校に留学をして、4カ月が経ちました。 毎日好きなことを学んで幸せ!と言いたいところですが、はじめての海外生活はもちろんつらいこともありました。 今回は、そんな留学中のつらかったことと、それをどう対処してきたかについて書きたいと思います。 ①言葉の壁一番つらかったことは、やはり言葉の壁でした。 デンマークの公用語はデンマーク語ですが、ほとんどの人が英語を話せます。 授業もデンマーク語と英語で説明をしてくれて、クラスメイトは流暢な英語が話せます。 私
物価の高いデンマークで、クラスメイトたちはセカンドハンドショップを活用し上手にお買い物をしています。 デンマークのセカンドハンドショップは寄付で運営されているお店が多く、洋服や食器だけでなく使い古したタオルから下着や靴下、ベッドシーツなど日本では中古で売らないようなものまで何でも売っています。 洋服は500円程度で買うことができるので、留学中よくお世話になっています。 素敵な木彫りの椅子を1000円で見つけたときは思わず日本に送りたくなりました。 こちらは学校の先生が着
こんにちは。 今回はデンマークのスカルス手芸学校の刺繍の授業について紹介します。 刺繍の授業は2種類あり、伝統的なテクニックを学ぶ授業と、プリント技法やアップサイクリングと掛け合わせた自由な刺繍を学ぶ授業、それぞれ2人の先生から授業を受けることができます。 刺繍テクニックを学ぶ初めての授業では、基本のステッチを習います。 その後、最初の作品として、それぞれ好きな図案やテクニックを使いニードルブックを作りました。 刺繍の教室にはたくさんの本があるので、参考にしながら好き
こんにちは。 留学先のデンマークからのスウェーデン旅行。 4日目はヨーテボリに戻りルスカ工芸美術館(Röhsska museet)とヨーテボリ園芸協会公園へ(Trädgårdsföreningen)行きました。 3日目の様子はこちらから↓ ストックホルムから高速鉄道で3時間。 港町のヨーテボリに戻ってきました。 ルスカ美術工芸美術館(Röhsska museet) ルスカ工芸美術館はヨーテボリのセントラル駅から徒歩15分ほどの街中にあり、スウェーデンや北欧の手工芸の
こんにちは。 留学先のデンマークからのスウェーデン旅行。 3日目はユールゴーデン島(Djurgården)にある野外博物館スカンセン(skansen)と、北方民族博物館(nordisk museet)に行きました。 2日目の様子はこちらから↓ ユールゴーデン島はストックホルムの中心からトラム7番で15分ほどの場所にある遊園地や博物館の集まった緑豊かな島です。 スカンセン イースター期間中の土曜日ということもあり園内は子ども連れで賑わっていました。 ここではスウェーデン
こんにちは。 留学先のデンマークからのスウェーデン旅行。 ストックホルム2日目はスウェーデンを代表する食器ブランド、グスタフスベリの工場や陶磁器博物のある街グスタフスベリ〈Gustavsberg〉に行きました。 1日目の様子はこちらから↓ ここは、グスタフスベリの工場兼アウトレットショップ、イッタラのアウトレットショップ、リサラーソンの工房、北欧食器のアンティークショップ、グスタフスベリ陶磁器博物館がぎゅぎゅっと集まった北欧食器好きにはたまらない場所です。 わたしはトー
こんにちは。 留学先のデンマークからイースター休暇中のスウェーデン一人旅がはじまりました。 前泊編はこちらから↓ まずはデンマークのフレデリクスハウン(Frederikshavn)からスウェーデンのヨーテボリ(Göteborg)までstenalineのフェリーで移動しました。 フレデリクスハウン駅からstenalineの港までは徒歩15分ほど。搭乗開始は出港時刻の30分前からでした。 この日は朝8:00発のフェリーに乗るために7:00にホテルをチェクアウト。 フェリー
こんにちは。 ヨーロッパでは4月17日はイースター。 キリストの復活を祝うお祭りです。 デンマークでは2月頃からスーパーなどでもイースターのお菓子や飾り付けをよく見かけました。 私のいるスカルス手芸学校はイースター休暇中の5日間、授業がお休みになります。 デンマーク人のクラスメイトたちも実家に帰ったり旅行をしたり、それぞれが久々の長期休みを満喫します。 期間中は学校に残ることもできるのですが、せっかくの機会なので他の北欧の国も旅行をしたい! ということで、私は5泊6日のス
こんにちは。 デンマークでの留学生活もあっという間に半分が過ぎました。 デンマークに来たら週一でnoteを更新するぞ!と思っていたのに、気がつけば1ヶ月も更新していなくてびっくりしています。 渡航前はデンマークの田舎町でのんびりと手芸を学ぶ生活を想像していたのですが、実際は色々なプロジェクトを同時進行で進めているので、思っていた以上に作品作りに忙しく、また授業の他にも掃除当番やキッチンのお手伝いなどもあるので、風のように日々が過ぎ去っています。 でも、とても充実した忙しさ