デンマークの友人から見た日本

先日デンマークの友人たちが東京に遊びに来ました。
スカルス手芸学校に留学中から来年は日本に行きたいと言っていた友人たち。
当時の日本はまだ旅行客の受け入れが制限されていたので、来れるといいねと話していたのですが、無事に海外旅行客の受け入れが始まり、この春来日が叶いました。

デンマークで出会った友人たちと日本で会うのはとても不思議な気持ちです。

彼女たちの存在はデンマークでのキラキラした思い出の中にあったので、東京の街にいる友人たちはなんだか偽物のようで、再開してからしばらくの間はふわふわとした気分でした。

さて、私はデンマークの自然豊かな環境に慣れた友人たちが、ごちゃごちゃとした東京を気に入ってくれるのか実はとても心配していました。

混雑した電車、煩雑な駅の乗り換え、デンマーク人のように英語が得意な人ばかりでもない日本。大丈夫かな…と不安は尽きませんでした。

しかし心配とは裏腹に彼女たちは東京の街をとても楽しんでいる様子でした。

今回はそんな友人から見た日本について、紹介したいと思います。

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映画の中の世界みたい！

これは私が初めてヨーロッパに行った時の感想と同じだったので笑ってしました。
彼女たちからみた東京は映画やアニメの中の世界のように感じたそうで、この景色が本当に現実なの？と興奮したようです。

私からすると看板や標識が多くゴミゴミした街並みも、友人から見たら新鮮で、
特に道路に書かれた「止まれ」の字を見て、日本だ！と思ったそうです。

日本は街が綺麗

日本は街中にゴミが落ちていなくて、とてもクリーンだと驚いていました。
私の印象ではデンマークも綺麗な街だと思っていましたが、デンマークはもっとゴミが落ちているし歩きタバコをしている人も多いよ！と言っていました。
また、街路樹や歩道の植込みなど緑が多いと感じたよう。
東京はグリーンが多いね！と言われて私の方が驚きました。住んでいると見えないものがたくさんありますね。

トイレのベビーキープがすごい！

ショッピングモールのトイレに設置されていたベビーキープとキッズ用トイレ、おむつ替え用のベビールームに感動していました。日本特有なのか分かりませんが、確かにデンマークでは見かけなかったかも…？

福祉国家の北欧を羨ましいと思うことの多い日本人ですが、ママさんのための細やかな気遣いは実は進んでいるのかもしれません。

また、ウォッシュレットも気に入った様子でデンマークに持ち帰りたい！と言っていました。

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日本生まれ日本育ちの私にとって、彼女たちの反応はとても新鮮でした。
外国人からみた日本を知ることで、改めて日本の良さに気がつけることもあるのだと思ます。

私がデンマークの景色全てを美しく感じたように、友人たちにとっての日本が美しくキラキラとした思い出の場所となってくれたら嬉しいです。