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秋も深まってくると暖炉の季節がやってくる。

私の住んでいるフランスの田舎では多くの家で暖炉に火をくべる。

暖炉にもいろいろな種類があるが、古いタイプのものだと、火をおこす時に
必要になるのが、薪と細めの枝。

薪を重ね、枝を重ね、枝と枝の間に空気が通る道を残して小枝のすき間に丸めた新聞紙を置く。
それからマッチで新聞紙に火をつける。
火が勢いよくなると、枝に火が移っていき、そして炎がだんだんと大きくなっていく。

薪に炎がつくと、一安心。

火かき棒で炎を調節しなければならないけど、火を見てじっとしているのは
心が安らぐ。

「撮った!」

庭で拾い集めた枝、枝、枝の山である。

毎年やっていることとはいえ、時間がかかる。

でもこれをしないと、枝はそのまま庭に残ったまま。

落ち葉のように自然に土に還ってはくれない。

今年は例年にないくらい、エネルギーの価格が上がっている。

電気、ガス、部屋を暖めるエネルギーすべてが高騰している。

便乗値上げで、薪の値段も高騰。

仕方ないね、体力的にきつくても、枝を拾い、老木を切り、薪にする。

あぁ、「枝」

お題を見た時にすぐに思ったのがこの労働のこと。

自然の恵みはありがたいけれど、疲れるよ。


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もろに、「枝」の話でしたが、みなさんの「枝」はなんだろう。


最後までお読みいただきありがとうございます。


あとりえ・あっしゅ










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