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言葉選びのセンスって? ~知識量のその上に~

こんにちは! あたたけ です。

今さら感はありますが、あたたけは『食品系の品質管理』を仕事にしています。
なので、いろんな場面で『食の安全』について話す機会があります。

で、たいてい最初に話す?聞く?のが『食品って、そもそも何?食の目的って何?』という内容です。
『安全』を知る前に、『食品』という、ありふれたものの本質が何かを知っておいた方が良いかなぁと。

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皆さんは何て答えます?
いちおう、あたたけなりの解答として『生きるため&楽しみのため』というのを用意していますが、まぁ、正解なんてあってないようなものです。

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で、今回の記事からは少しそれますが、この流れから、『食の安全・安心』って、食品の本来の目的を達成するためのキーワードなんですよ!みたいな話をします。

さて、少し前の話ですが、新入社員研修でも同じ質問をしました。
(だいたいどこでも同じ感じなのですが)あたたけの満足度が6割くらいの答えが多い中、今回は200点をつけたいような解答が!

それが『(食品は)体と心を満たすもの』というものです。
あたたけと同じような考えを、もっと端的にわかりやすく、(あたたけの)印象に強く残る言葉が出てきて、思わず『素晴らしい!』と反応してしまった。。。

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と、新入社員の言葉に感動し、その言葉選びのセンスに脱帽したわけです
大手メーカーで同じような表現を使っているところもありますので、就活等で記憶にあったのかもしれませんが、急に指名され、すぐにキチンと返せるのはスゴイ!

ところで、『センス』っていったい何なのでしょうね?
あたたけなりに表現してみると『本質をついた、相手に響く表現ができる能力』みたいな感じでしょうか。

以前、『センスは知識量』みたいな話を聞いたことがあります。
確かに『本質をつく』ためには、『正しく広い知識』は必要です。

が、知識だけが膨大にあっても『表現』ができないと、センスにはならないんだよなぁと思います。
『相手に響く』という意味では、『正しい≒頭でわかる』だけじゃだめで、『何かしらの感動を与える≒心に訴えかける』ことが大切なんだろうなぁと思います。

今回は『知識に関する言葉』なので『正しさ』という要素が入って来ますが、芸術的な話になってきたら『正しさ』はあまり関係なく、『感動』が全てになるのかなぁと思ったりします(まぁ、あたたけは芸術関係が全くダメな人なので、あてになりませんが)。

そう考えていくと、センスって『膨大な知識(引き出し)の中から、何を選び、何を選ばないか判断する能力』『知識を選択する能力』と言えるのかもしれません。

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まぁ、実際には、この『選択する能力』というのも『過去に知識等を蓄積した際、心に響いた経験』が影響するでしょうから、やっぱり知識量を増やすというのがセンスを身につける一歩めではあるんですけどね。
『知識をつけるのは大事。でも、つけただけで満足していてはダメ。』ということでしょうか。
???
これって、インプットだけでなくアウトプットも大事って話と同じってこと???
アウトプットをすることがセンスを身につけるトレーニングでもある、確かにその通りですね!


ではでは。今回はこの辺りで!
次回は、、、、インプットというか、『知識を蓄えること』について考えてみます。たぶん。

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