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人から学ぶ ~教えてもらって、どう使う?~

こんにちは! あたたけ です。

前々回で『センスとはどういう能力か』みたいな話から、前回は『センスの前提となる知識をどこに蓄えるか』というようなでした。
キチンと知識を残すには『外部記憶装置(メモ等)』が有効ですが、それに頼り切りで『内部記憶装置(自分自身)』への記憶をおろそかにすると、新たな発想は産まれない??みたいな感じでしたね。

ちなみに、『新たな発想』を重視する(あたたけの)姿勢というのは、少し前に書いた『前例主義ってキライ!』ということに繋がってそうですね。

で、こんなテーマが続いたおかげか、あたたけがずっと持っていた『人に学ぶことへの違和感』の原因が少しわかった気がしますので、今回はそんな内容です。

皆さん、仕事でも勉強でも良いですが、何かわからないことがあった時、どうやって解決しますか?

あたたけの場合は『とりあえず調べてみる』から入るのですが、『とりあえず誰かに聞く』という人がけっこういるようです。
そんな場面を見るたびに『ネットに載ってることくらい、自分で調べろよ、、、』みたいに思っています(まぁ、最近は、ネット上の情報の真偽を判断するのが難しいのですが)。

ですが、よくよく振り返ってみると、あたたけも人に教えてもらうこと自体はあるわけです。
さらに言えば、こっちが教える立場の時でも、イラっとすることもあれば、もっと教えようと思うこともあるわけで、、、、、
何でだろうなぁと違和感があったわけです。

確かに、『ちょっと調べればわかるやろ!』とイラっとする『質問のレベル』が原因のこともありますが、必ずしもそれだけじゃないんですよね。

あたたけが考える『人からの学びのポイント』は、『やったことをマネするな。考え方をマネしよう。』というものです。

スライド1

言い換えれば、『思考のプロセス』を参考にするということでしょうか。

さて、最初の質問に戻りますが、『何かわからないことがあった時』というのは、『適切なアウトプットが出てこない時』とも言えるでしょう。

ここで『人に学ぶ』という方法を選ぶ人って、もしかしたら2パターンあるのかなぁと思います。

1つは、『他人のアウトプットを、そのまま自分のアウトプットにする』という、あたたけが違和感を持つ人たちです。
こういう人って、その時の問題は(他人のアウトプットで)解決できるのですが、次に似たような状況になった時には何も自分で解決できないのかなぁと思います。で、また誰かに教えてもらうという。。。
こういう人と話してても、内容が発展しなくてイマイチ面白くないんですよね。
ついでに言えば、いくら『考え方』を伝えても、そもそもそこには興味がないから、考え方が変わることはないのでしょう。で、成長しないなぁという評価に繋がる。。。。。
組織で仕事を行う場合は『コピー能力が高い人』というのも大事ですけどね。大事なことと、好き嫌いは別問題ですから。

で、もう1つのパターンが『他人のアウトプットを、自分のインプットにする』というものです。
他人の言葉を『専門知識の1つ』や『考え方を変えるヒント』と捉え、自分なりのアウトプットを出そうとする人たちですね。
こういう人と話していると、自分が伝えたことをさらに発展させたような意見が出てくることがあり、けっこう楽しいものです。
さらに言えば、会話の中で、明らかに考え方が整理されてくるのもわかることもあり、『教えた相手の成長』を実感できたりします。
あたたけ的に『近い将来のリーダー候補』と勝手に期待してしまいますね。

スライド2

まぁ、実際には、ハッキリクッキリと人を二分できるのではなく、時と場合&聞く相手によって傾向が変わるという程度でしょうけどね。
まぁ、確かに、疲れている時とか重要じゃない要件の時とかは、誰かのアウトプットをそのまま使うこともありますからね。

大事なのは、自分のクセ(どっちになりやすいか)を理解して、成長したいときには誰かに教えてもらったことを意識的にインプットとする、ということでしょうか。

誰かに教えてもらえるうちが花なんですよ!

ではでは。今回はこの辺りで!

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