見出し画像

大阪市廃止住民投票を控えた大阪市民の皆さまへ

小西禎一元大阪府副知事のfacebookに空白行を挿入しハッシュタグを付けました。
大阪市民の皆さまが最後までたどり着いて頂き #大阪市 #廃止 #特別区 設置 #住民投票 を考える一助になればうれしいです。

投票日前日大阪市民の皆さんへの最後の訴え
(少し長いですが是非ご一読ください)

【今行政がすべきことは何か】
今行政がすべきことは何でしょうか #インフルエンザ#新型コロナウイルス 二つの波がもうすぐおそってくるかもしれません。

それへの備えー感染症予防対策の強化と医療体制の整備を急ぐ必要があります。
コロナで大きな打撃を受けた #飲食業 #商店 #旅行業 #中小企業 の皆さんの生活と営業の支援も引き続き行う必要があります。

また新型コロナをはじめ新たな感染症と同居できる社会づくりにも着手しなければなりません。コロナ禍で明らかとなったインバウンド頼みの成長戦略の脆弱性。大阪の持てる力を強めるしなやかでしたたかな成長戦略を創っていく必要があります。

こんな時に大阪市を廃止し #特別区 を設置するために大阪市と大阪府の職員に膨大な労力と時間を費やさせてはなりません。行政が今なすべきことにしっかり取り組めるよう「反対」を投じてください。



【市財政局の試算】
今週、市財政局が指定都市大阪市を4分割すると今より218憶円経費が増大するという試算を発表し、しかもこの増大する経費の財源が補填されない、特別区民の負担になることから大きな話題となりました。これに対し松井市長らは「指定都市のまま分割した試算」「考慮すべきものを考慮していない」などと財政局を叱責し、財政局長に謝罪までさせました。

しかし、試算の方法云々は些末なことです。この問題の本質は #大阪市を分割すれば経費は増大するこれは誰でもが理解できる道理です 。「そしてその #財源が補填されない 区民にとっての負担、リスクになる。」ということを大阪市民にきちんと伝えることが市長の責務であり、これまで松井市長をはじめ #維新 の皆さんはこのことをひたすら隠し続けてきたということです。


#松井市長#大阪市財政局 を責めるのではなく、自分が果たしてこなかった説明責任の一端を担ってくれたと感謝すべきぐらいの話です。

#大阪市財政局#副首都推進局 に提出した文書に「 #住民投票 にあたって #特別区 移行後の姿を正しく伝えるという市民への #説明責任 を果たすためにも十分な検証のもと、議論途上から(多くの重大な懸念事項を)明確にしておくことが行政としての責任です。」という一文があります。

#大阪市民 の生活に寄り添い #大阪市職員 としての責務を果たそうとする静かな決意が伝わってきます。大阪市民はこのような職員を持っていることをぜひ誇りに思っていただきたいと思います。

【大阪維新の会 は大阪市民に何を語っているか】
それに引き換え #大阪維新の会 が言っているのは「市を分割し人口規模を下げると行政経費が低減し年間1000憶円削減できる。これを投資に回すと10年間で1.1兆円の経済効果があるので住民サービスを(ジャンジャン)引き上げます。」と。しかし、この1000憶円削減が全く成り立たないことは行政マンならだれでも知っている常識です。だからこれを前提とした #経済効果 はありえない話です。ありえない話で1300憶円の 特別区設置費用を #投資 として納得させようとしているのです。



みなさんどこかで聞いたような話ではないですか。「今投資していただいたらこんなに儲かりまっせ。」詐欺商法と全く同じロジックです。こんな欺瞞を許してはなりません。

【維新の目指す大阪は】
こんな手法まで使い賛成票をかすめ取って作ろうとしている彼らの大阪はどんな大阪でしょうか。松井市長は「 #大阪府知事 の進めようとしていることに #大阪市長 が異論を唱える。これが最大の #二重行政 で大阪の成長を停滞させている。」と発言しました。

ちょっと待ってください。
市長の異論は市長の個人的見解ではありません。大阪市民の総意、市民を代表しての意見です。それが成長の妨げになる二重行政だからこれを永久に解消するというのは、つまり未来永劫大阪市民が異論を言えないような制度を作るということになります。まさに暗黒の大阪です。絶対に許してなりません。


【輝かしい大阪の未来をつくるために】
#大阪市 の大きな #権限#財源 は職員や議員のためにあるのではありません。大阪市民のためにあるのです。確かにかつて大阪市には事業の失敗や職員の厚遇などの問題がありました。(府職員であった私が偉そうにいう問題ですが。)


だからといって大阪市をなくしてしまえばその権限、財源を市民のために活用することは永遠にできなくなります #問題があれば叱ればいい そして大阪市の権限と財源を大阪市民のためにもっともっと有効に活用させる、大阪市民と大阪市の新たな協働を作っていくことがこれから歩むべき道だと思います。


大阪市と大阪府が #連携 #役割分担 をする、時に衝突してもいいじゃないですか、これが大阪の成長・発展のための試され済みの確かな道筋です。
とんでもない構想である #大阪市廃止解体#反対 を投じることが輝かしい大阪の未来に向けての力強い第一歩となることを私は確信しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?