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災害をくい止めるために、私たちにできることがあります。

最近日本で起こる集中豪雨、猛暑、激しい台風などは、災害ではなく「人災」だとも言われています。

これからの地球は、

暑いところはさらに暑く、

寒いところはさらに寒く、

じめじめしたところはさらにじめじめ、

乾燥したところはさらにカラカラになっていきます。

子どもたちはこれから一生、この地球で快適に豊かに過ごしていけるのでしょうか。

こちらの絵本と加えて、私が学んでいる気候変動の知識をお伝えしたいと思います。

気候変動による災害は「人災」

二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスによって地球全体の気温が上がることで、大雨が増えたり、猛暑日が続いたり、森林火災、激しい嵐など様々な問題が起こります。

これらを全てひっくるめて「気候変動」と言いますが、これらを引き起こしているのが私たち人間なのです。

気候変動の原因

二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの排出が地球の気温を上昇させ、気候変動を引き起こしています。

・電気を作ったり自動車を動かしたりするために燃料を燃やすと、多くの二酸化炭素が排出されます。

・牛のゲップやおならから、埋め立てたごみからメタンガスが発生します。

・牛のえさ、飼育場所の確保のために多くの森林が伐採され、二酸化炭素を吸ってくれる植物が減っています。

気候変動で起きていること

・海水温が上昇し、水蒸気が増え、雨雲が大きくなり、豪雨、台風、洪水が激しくなっています。

・オーストラリアの森林火災は、コアラの食べるユーカリの葉は多く油を含み、気温が40度を超えると自然発火することで、燃え広がっていきました。

・暑い場所でしか生息できなかったバッタ(10~20㎝!)が、気温が上がることで他の地域でも生息できるようになり、大量の穀物を食べてしまい、食糧危機に陥っている地域があります。(生態系の変化

・長期間雨が降らず水不足で、作物が育たない地域があります。

気候変動を止めるために、私たちにできること

温室効果ガスの排出を、2030年までに現在の45%まで減らし、

2050年までに0%にすれば止められると言われています。

温室効果ガスを出さないようにするためにできる身近なことは、

・移動には公共交通機関、できれば徒歩や自転車を使う。

一人ひとりが自動車に乗るよりは、一台の車に何人かで、公共交通機関にみんなで乗る方がいいですね。

・肉よりも野菜を多く食べるようにする。肉や乳製品の量を減らす

家畜の飼育でメタンガスが発生すします(特に牛!)

環境のために、ヴィーガンやベジタリアンを選択する人も増えています。

・本当に必要なものだけを買う。

工場で物を作るときも温室効果ガスが出ます。新しいモノを買う前に、持っているものがまだ使えないか考えてみます。

ごみを減らす

ごみを燃やしたり、埋め立てたりすると温室効果ガスが出ます。

壊れたら修理し、使えるものは捨てないで、みんなで使います。そのための取り組みとして始めてみました。

・電気を節約する。再生可能エネルギーを利用した電力会社に切り替える

化石燃料を燃やして電気を作ることで、二酸化炭素が出ます。

しばらく使わないなら主電源を切ったりコンセントから抜いたりします。

電力自由化で、風や波、地熱、太陽光などを利用した電力会社に切り替えることができます。先日、私も切り替えました。

できる人が、できることを、できるだけ

日本は世界の中でも環境問題に対してとても認識の低い国らしく、30年生きてきた私も気候変動の事実を知ったのはつい最近。

その上で、そのまま目をつぶって自分の好きなように、今まで通り生活していくのは嫌だなと思い、一つひとつ行動を変えていっているところです。

直接ではないけれど、自分の一番大切な家族、子どもたちのために、いま私ができることをしていきたい。

そして、きれいごとに聞こえるかもしれないけれど、世界中の人が幸せに暮らしていける世界になってほしい。

そのために、できるひとができることをできるだけ行動していけたら、未来を守ることができると思います。

何かひとつ、行動してみませんか?

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