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何かが切れた

昨日切れた緊張感の糸が、まだつながっていないようだ。
それとも切れたのは堪忍袋の緒だったのか。

今朝、リモートで業務を開始したが、なんだか体がだるい。
そのうち頭がズキズキしてきた。
こういうとき、「くも膜下出血」とか「脳梗塞」とか考える。
一人になってからは、救急車を呼んでくれる人がいないので、ほんのわずかな予兆に自分で気づいて、打てる手は打たなければならない。
仕事なんぞに集中している場合ではない、という気になった。

低気圧のせいかもしれない。
湿度のせいかもしれない。
けれども。

二転三転した急ぎの仕事が昨日終わって、あとはもうどうでもいい感覚も確かにある。
そういう意味で、やはり何かが切れたのだろう。
あまり迷わず「今日はこれで退勤」というチャットを入れた。
上司との個人チャットと、チームでのグループチャットの両方。

うちの仕事がやりにくいのは、上司を筆頭としてレスポンスが遅いこと。
指示も教示も確認も承認もみんな遅い。
だから、ほかのチームや従業員からの問い合わせにはほぼ私が回答することになってしまう。
それは私がせっかちだから。
人を待たせる、人に待たれることに大きなストレスを感じてしまうから。

遅れるということに、そんなにみんなこだわっていないのだ。
総じて進捗報告も完了見込みもおざなり。
それでいて、さらにその上や客先から言われると、急に慌てふためく。

上司は、私が毎日報告をしてくることに驚いているが、私が仕事を覚えた昭和は、毎日作業日誌を書いていた時代だからね。
チャットでチャチャッと報告できるなんて、とてつもなくラクチン。
それをしないのはどうしてなのか不思議である。
急に休んだとき、どこまで進んでいるかわからないじゃん。

私は特に言われてないけど、どの会社でも自分の作業の週間予定表と出社か在宅かの月間予定表も作って出している。
在宅介護をしながら働いていた時代は、いつ急に休む羽目になるかわからないという経験から。

たぶん、チームで私だけ。
全員それを必須にしようなどと言い出されては面倒なので、みんな気づかぬふりをしている。
だから、私が急に休んでも、たぶん困らない。

まあ、そのあたりの感覚の違いが、ストレスとして積まれていったあげくの、昨日だった。
ああ、やっぱり今月いっぱいで退職にしとけば良かったな。

私が「今日は頭痛がするのでこれで退勤にする」と書いた後、誰かが心配顔のスタンプとかつけただろうか。
上司が「了承」のレスを書いただろうか。
そんなの待っていられないので早々に電源を落とした。

ベッドに横になっていたらすこしウトウトした。
お昼寝でウトウトできるなんて久しぶりだ。
嬉しい。
頭痛はなくなっている。
倦怠感はまだある。
明太子の賞味期限が今日までだったので、クリームパスタを作って食べた。


読んでいただきありがとうございますm(__)m