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#映画レビュー

キャリー/スティーブン・キング

キャリー/スティーブン・キング

スティーブンキングの処女作、キャリー。
小説を読み、旧作・近年作の映画を見た。

1976年版の映画は昔TVで見た気がするが、それよりこの映画が日本で封切りになったばかりの時に、ホラー好きだった従姉が叔母を引きずって見に行った時の、叔母のセリフが今でも忘れられない。

「リーコ(従姉)が見たいっていうから、キャリーだかキャシーだか見に行ったら気持ち悪くなったわ、、、(-。-;」

確かに😅
まず

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シークレットウィンドウ/スティーブン・キング

シークレットウィンドウ/スティーブン・キング

スティーブンキング原作の映画「シークレットウィンドウ」を観た。
そして小説「秘密の窓、秘密の庭」を読んだ。

小説家モートン・レイニーのもとへジョン・シューターという男が現れ、「俺の小説を盗んだな」と言う。
身に覚えのないモートだったが、以来ジョン・シューターは嫌がらせを始め、モートは次第に苛立ちと焦燥、疑惑を募らせてゆく。…

この話、映画と小説では結末が違う。
映画だけでも楽しめるが、そのあと

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ランゴリアーズ/スティーブン・キング

ランゴリアーズ/スティーブン・キング

スティーブンキングの「ランゴリアーズ」を小説・映画両方堪能した。

ロサンゼルスからボストン行きの飛行機が、たった11名の乗客を残し、全員が姿を消してしまう。 たまたまその便に乗り合わせていたパイロットのブライアンは、不安に駆られる乗客を伴い、バンゴアの空港に飛行機を着陸させるが…。

いや、この映画三時間もあって長い💦
だけどすごく丁寧に作られていて小説の内容に忠実である。
ほとんどのトラブル

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ゴールデンボーイ/スティーブン・キング

ゴールデンボーイ/スティーブン・キング

スティーブン・キングの「ゴールデンボーイ」を、映画鑑賞・小説も読んだ。

容姿も家庭環境も才能も恵まれた少年トッド。
ふとしたことからナチの強制収容所の行為に興味を持つ。その矢先、バスの中でナチの戦犯だった老人を見かけ、彼を執拗に調べ上げ、ついには家を訪ね、脅迫しつつ収容所での話を聞かせろと要求する。…

小説では特に、トッドの笑顔が怖い。
なんのくったくもなく、ただただ興味の赴くまま老人に強制収

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マングラー/スティーブンキング

マングラー/スティーブンキング

スティーブンキング原作の「マングラー」を見た。

大きなランドリー会社。ある日事故が起きて、血がプレス機にかかり、その血に目覚めたプレス機が暴走。

巨大なプレス機が、人間を襲う。
これ、もっとはちゃめちゃにがしがし人を食うのかと思ったが、ホラー要素が強くてそこがキングらしい。
富を持続させるため、はるか昔に悪魔と契約を結び、生贄を捧げ続けてきたランドリー会社。
次の「生贄」(彼女)をプレス機に捧

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