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新米の販売を始めます

最近知り合った地元のお米農家さんのお米を販売しようと準備をせっせとしている途中です。

コロナの影響があり、関東の飲食店に卸していたお米がほぼストップしてしまい困っていると聞きました。
田舎の農家さんはやはり高齢の方が多く、周囲の仲間たちも同じような年齢層らしく、オンラインで販売をしてみたいと思いながらもどうしたらいいか分からず...という状態だった模様。

その農家さんはこだわりを持ってお米やセリなどの野菜を育てていて、作物についての話をたくさん聞かせてくれたのですが、話しているときはずーっと楽しそうな印象がありました。

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(時には人生の先輩、時には「この人、高校の同級生なのでは?」と思ってしまうようなことを言ってくる農家さん。楽しい方です。)

私たちの会社もビジネスをしているので、当たり前ですが基本的にはお仕事です。
ですが、自分の作るものにこだわりと自信を持っていて、なにより楽しそうに仕事をしている姿を見ると、利益度外視で、自然と自分たちにできることで何かできないかなーと思ってしまいます。

そう思ってしまい、今まで食べ物の販売はほとんどしたことがないのですが、手しごとのある暮らしmaru(弊社で運営するEC)で販売を開始することにしました。

コロナの影響で困っている人はたくさんいて、お米農家さんに限って考えても、同じような状況の人は数えきれないくらいいるはず。

今回の農家さんのお米は、ECで販売する他にも、仙台市など近郊の飲食店にお米の営業に行くことも社内で考えたのですが、すでにどこかのお米を使っているお店にリプレイスをかけていくことで、苦しむ人が入れ替わるだけなら、あまり意味がないからやめようということになりました。

あまり意味がないというか、未解決の課題が他者に回っていくだけで、本質的な解決になっていないような気がして。
まず目の前の人を助けるというのもひとつの選択肢であるし、できる部分からなるべく課題の本質的解決を探っていくのもひとつの選択肢。

とりあえず、おいしいお米ということに間違いはないので、それをちゃんと伝えながらたくさんの人に食べてもらえるように頑張りたいと思います。


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