横塚明日美

1992年生まれ┊宮城県丸森町にあるデザイン事務所 nekiwa 代表┊グラフィックデ…

横塚明日美

1992年生まれ┊宮城県丸森町にあるデザイン事務所 nekiwa 代表┊グラフィックデザイナー・アートディレクター┊紙媒体やwebをつくります┊手しごとのある暮らし maru:http://maru.nekiwa.com┊あかるくかしこくたくましく

最近の記事

人と違うことをするのに抵抗がないということです

先日「人と違うことをするのが好きだね〜」と言われました。 「ええー?そんなことないけど」と私は答えました。 人と違うことをしよう!と意気込んだことはありますが、私にはできませんでした。大学の授業の制作物(デザイン科)だったり。並の人間とは違う、きらきらしたことをする人は、なんであんなにも簡単にそうしているように見えるのか。 この思い出はできなかったという経験ですが、そもそも「人と違うことをするのが好き」というわけではないです。 ただ、人とと違うことをするのに抵抗はないな

    • 記憶にある3年とくらべれば

      最近の休みは程よく外へ出ている。 これまでの自分では信じられないくらい、家の外へ出るようになった。 多分、これまでも外へは出ていて、ダラダラと買い物をしていらないものを買ったり、何か消費的な行動をしては何も残らないという外出をしていた気がする。 最近はというと、写真の展示をするために撮影をしに行き、展示した写真をいろんな人に見せるという口実のもとそのお店へ飲みに行ったり。行動的な友達につられて気付いたらキャンプをすることになっていたり。知らないお店に前よりもふらりと入れる

      • 余白の真似

        自分の時間を何に使うか、という考え方がここ1年くらいで自分の中に生まれた。生まれたというよりも、気づかされてきた感じ。 仕事での時間の使い方についてがメインで、もちろんお金での換算だけではないけど、お金や作業時間についての換算をするようになった。 とはいえ、それをやりすぎると、「余白がなくなる」らしい。 あと思ったのは、仕事とプライベートがどんどん離れていっている感覚がある。悪い意味じゃなく、分かれてくれて嬉しい。 仕事は仕事時間に、プライベートは切り替えて休む。 プ

        • 参考を探している時の思考

          デザイン制作の参考を探している時、2つの方向性の思考がある。 1:制作の方向性を自分の中で探っている企画などに沿って、デザイン制作のおおまかな方向性を探っている状態。これは自分の中での話で、これと後の2がごちゃまぜになると、相手と参考を見ながら共有した時になにも伝わらない状態ができあがる。 2:相手に共有する時にイメージを共有できるかどうか1の段階で、自分の中で方向性を見つけて、それを共有するためにさらに探している状態。1で見つけた方向性を説明・補強するために、いくつか参

        人と違うことをするのに抵抗がないということです

          MPという概念

          最近、MPについて考えている。 MPとはゲームなどでよく登場する単語で、マジックポイント(魔力)のこと。魔法を使ったら減る。 現実世界にHPとMPの概念があるとしたら、走ったり重いものを持った時に減るのがHP(体力)で、メールを返したり会議をした時に減るのがMPかなと思っている。 たぶん現実世界にもMPという概念はあって、私のMPは水曜くらいでほぼ無くなってしまうみたいだということが分かった。 先に現れるのは仕事よりもプライベートで、元々連絡を返すのがあまり得意ではな

          MPという概念

          ADHDのひとと会社をつくった

          私は現在、チームメンバーが4人の会社を運営しています。 1年前の創業時は私を含めて2人しかいませんでしたが、ありがたいことにご縁がありぽぽっと増えて4人になりました!嬉しいです。 デザイン事務所なのでデザイナーを中心にしつつ、ディレクター、編集・ライティング・ファシリテートなどをするひとで構成されています。世の中のデザイン事務所とはメンバー構成がちょっと違うかもしれません。 (デザイン制作を軸としながら、プロジェクトによってはワークショップのような進め方をするものもあり、

          ADHDのひとと会社をつくった

          社長室を作ってもらった

          今日は久しぶりに、デザイン制作の手を動かす部分だけを8時間くらいみっちりやった。 手を動かす部分だけをこんなに集中してやったのは、会社員時代ぶりなのでは?と思った。 というのも、朝に事務所でふと「今日はデザイン制作だけやる」と言ったら、弊社ディレクターが「じゃあ社長室を作ろう」と言い、奥の部屋をわたしひとりのデスク部屋にしてくれた。 普段は同じ部屋でそれぞれ作業をしているが、やっぱり相手が携帯を見たり席を離れたりすることで、無意識に集中が切れていた気がする。 ただ、同

          社長室を作ってもらった

          『見たい姿』を求める違和感

          先日、落合陽一さんのツイッターでこんなつぶやきがあった。 これをみた時に、田舎で活動する若者の見られ方についてもやっとしていることを思い出した。 私の会社は、宮城県の最南端にある丸森町という人口が1万人ちょっとの小さな町にある。 丸森町のよく見える景色は田んぼと山と川で、一番高い建物は4階建ての役所で(たぶん)、私の通学路にはヤギや牛がいた。高齢化率は40%超、道を歩いている人はあまりいない、ぽつりぽつりと歩いている人はほぼおじいちゃんとおばあちゃんという、若者の少ない

          『見たい姿』を求める違和感

          ちえんでぴえん

          今日は、起床時間を早めてみようと思ったが、結局いつもよりちょっとだけ早い時間に起きるというだけになった。 車にはもさもさの雪。 雪おろしは無い。 車にあった傘で必死におろす。 足で踏むと、ぎゅむぎゅむと鳴るタイプの雪だったので、雪だるまを作りたくなる。 いつもなら30分程度の通勤路も、今日は60分くらいかかった気がする。地味に時間がかかった。 電車通勤の弊社ディレクターから「電車遅れてる。遅延でぴえん。」とメッセージが来る。 今日はデザイン研修の担当の日で、せかせか

          ちえんでぴえん

          頭が回転するときしないとき

          今日は朝起きて、絶対に雪が積もっていると思ったので、早めに身支度を終わらせて車に向かった。えらい。 お隣さんも雪おろしをしていて、挨拶する。 玄関から車に行くまでずっと「さむさむさむさむーー」とブツブツ呟いてしまっていたので、聞かれていたかもと思って少し恥ずかしい。 さて私も雪おろそ〜と思ったら、おろす道具が車にない。 事務所に置いてきてしまった。 傘でやる?手?とちょっと悩んだが、そこまで多くないし、ワイパーでいけるだろうと車に乗り込む。その他箇所の雪はどうにか.

          頭が回転するときしないとき

          田舎者だから

          わたしは、今年28歳になった。 これまではお肌の乾燥とはほぼ無縁だったのだが、20代も後半になると、なんとなく無視できない乾燥が感じられるようになってきた。 そこで、お風呂上がりにサッとつけられるポンプ式の化粧水を買った。 とりあえず化粧水が顔につけばいいやくらいの感覚で、レビューやらなんやらは調べずに、見た目がよかったので買った。 新しいものを使い始める時は、何を使うときでもワクワクする。 ワクワクしながらお風呂上がりにサッとつけてみると、思ったよりさっぱりしっと

          田舎者だから

          「デザイン的写真」の撮り方

          こんにちは。グラフィックデザイナーのあすみです。今回は「デザイン的な写真」の話をしたいと思います。 資料を作ったりするときに写真を入れてみたけど、どことなく収まりが良くなかったり、使える写真が少なかったりしてモヤモヤすることはありませんか。 どんな観点で写真を撮ると資料に使いやすいのか、普段撮る写真とはちょっと違った観点をご紹介したいと思います。 「普通の写真」と「デザイン的写真」の違い? 普段写真を撮るときは、何を考えて撮っていますか? 「かわいい猫だ〜」「これお

          「デザイン的写真」の撮り方

          新米の販売を始めます

          最近知り合った地元のお米農家さんのお米を販売しようと準備をせっせとしている途中です。 コロナの影響があり、関東の飲食店に卸していたお米がほぼストップしてしまい困っていると聞きました。 田舎の農家さんはやはり高齢の方が多く、周囲の仲間たちも同じような年齢層らしく、オンラインで販売をしてみたいと思いながらもどうしたらいいか分からず...という状態だった模様。 その農家さんはこだわりを持ってお米やセリなどの野菜を育てていて、作物についての話をたくさん聞かせてくれたのですが、話し

          新米の販売を始めます

          「はじめてのデザイン」になるのかもしれない

          これまでに少ないけれど何度か、「デザイン研修」や「写真研修」を担当させてもらったことがある。 私はデザイナーなので、写真研修についても写真の技術を教えるというよりも、デザイン的観点から見た写真ってどんなものだろうという内容。 研修のスライドをつくっているときは、いつもデザインをしているときに自分はどんな思考でつくっているのかを紐解いていく感じがする。 何度も「デザインとは何をすることなのか?」や「そもそもデザインとは?」というタイトルを作るたびに悩んでしまって、前に進まな

          「はじめてのデザイン」になるのかもしれない

          ニュータイプの時代 NEWTYPE

          読んだシリーズ〈1〉 『ニュータイプの時代』山口周 久しぶりに本を読んでいます。 山口周さんはtwitterで誰かのお気に入りが流れてきて見かけていて、「確かに」と思うことをストレートに話す人だなあという印象を持っていた。 『ニュータイプの時代』を読んでも、やはり同じ印象。 これまでの時代のように正解を探すことに価値は無く、問題を探すことに価値があるのだと本書では始めに述べている。 私はデザイナーなのでデザインの領域で話をすると、クライアントが持ってきた問題の正解を

          ニュータイプの時代 NEWTYPE

          毛量のはなし

          わたしは、髪の毛の量がすごく多い。 大学1年のころに切ってもらっていた美容師さんが、髪の毛が多いわたしを見てこう言ってくれた。 「わたしもねー、あすみちゃんくらいの時はすごく多かったんだよー。でも、この年齢(美容師さん当時28歳くらい)になったら細くなって減ったから、きっと減るよ!」 わたしは今28歳です。 もさもさです。 全然減る兆候は見られません。 個人差だと思います。 もう数年、あの言葉を信じてすこしばかり期待していましたが、たぶん減らないだろうなあと気づ

          毛量のはなし