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つれづれ本紹介(2)『生物から見た世界』

「最近夢中になっていること+それにちなんだ書籍の紹介」
というのがテーマなのですが、
改めて聞かれると、何も思いつかず……
そういえば、「趣味はなんですか?」と言う質問も、
苦手だったことを思い出しました。

強いて言うならば、
「Namibia Cam」というYouTubeチャンネルにはまっている、のかもしれません。
これは、ナミビア共和国のGONDWANA NAMIB PARKの水飲み場の映像が、
24時間ライブカメラで流れ続けているチャンネルです。
ジャッカル、シマウマ、ヌー、ダチョウ、などなど、
たまに動物が水を飲みにきて、
それが画面に映り込むのです。
チャットも流れているので、同じタイミングで画像を見ている人たちと、
遠くてよく見えない動物の正体を、あてっこをするのも楽しいです。

とはいえ、たいていは何もいない水飲み場が映り続けているだけなので、
別の作業をしつつ、BGMのように流しておくのがおすすめです。
ふとモニターを見た時に動物を発見できると、
嬉しい気持ちで眠ることができます。
忙しい時でも、画面にうつるナミビアがとてもゆったりしているので、癒されています。
そんなふうに日々動物を眺めていると、
動物たちは今何考えているのかな、とか、
この水飲み場がどう見えているのかな、とか
急に動物側の視点が気になってきたりします。
ということで、1冊本を読んでみました。

書籍:『生物から見た世界』
著者: ユクスキュル
出版社名:岩波書店

この本、生物はそれぞれ固有の感覚で世界を認識している、ということを、
視界だけではなく、触覚や時間など、
いろいろな側面から分析しています。
人間とはまったく違う知覚方法で生きている生物たちの話、
「Namibia Cam」をBGMにいかがでしょうか?

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(畠山)


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