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お蔵入りにした訳あり写真、レタッチして日の当たる場所に

この記事は、フォトレタッチのノウハウ記事ではない。素人が素人なりにやったことを書いただけのものである。なぜ書いたか。それは、このレタッチに掛けた労力と時間を供養?(良い表現が見つからない)したかったからだ。

問題の訳あり写真↓

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オリジナルの写真

ツバメの顔に枯草が被っている。

等倍はこれ。

DSC_9869_カット

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顔がブレている。このブレも訳ありな理由。
ちなみに、シャッタースピードは 1/2000 sec の設定だった。カメラは、6162 x 4092 pix の FXフォーマットである。

まあ、メインの被写体がここまで写っているので、利用しないのはもったいない。

ということで、邪魔なものを消すことにした。

まず、スポット修復ブラシツールでいらないところを消す。うまく消えないところはコピースタンプツールでちまちまと修正する。

ツバメ以外を完全に消したのがこれ。

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青く塗ったレイヤーの上に重ねてみた。

次に背景。

「そうだ、背景だけのレイヤーを作ることにしよう。」

背景の捏造、開始。

魔が差して、悪の道に走る。

スポット修復ブラシとコピースタンプツールを駆使して背景っぽい絵を作り、最後にガウスぼかしでレタッチのあとをごまかした。

背景だけ

枯れ草から何から、邪魔なやつはいなくなった。もちろんツバメも綺麗さっぱり消えてなくなった。

これにツバメのレイヤーを重ねると↓

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横長にトリミングしてみる↓上下をカットしただけ。

画像8

ツバメが切れないあたりを狙うと、こんな感じか↓

DSC_9869 のコピー1

もっといけるか。これでどうだ↓

DSC_9869 のコピー3

等倍はこれ。

レタッチ後等倍

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なんかひっかかるなと思ていたら、ペン先がこんなになってた。

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この記事を書いていて、気づいてしまった。

ツバメを移動すれば、ツバメの前の方に余白を作れるじゃん。

ツバメ移動


t.koba

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