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自己受容が難しい時は、コレをお試しあれ

自己受容って難しい。。。

そんな風に感じた事は?

「自分のここが嫌だ。」

「自分には才能がない。」

「こんな私は人に受け入れられない。」

等々。。。

今まで自己受容という言葉を散々聞いてきて、それが今の自分には必要だって頭ではわかってるんだけど、心がついていかない。

受け入れよう!と頑張っているけど、受け入れられない事がやっぱりある。こんな気持ちになる事が多少なりあるのでは?

それもそのはず。

私達は自分を人と比べざるを得ない競争社会で育ち働き、Doing(実績や結果)とHaving(富や名声)で評価される。家庭、そして学校や社会が、「ありのままでいいんだよ」とは教えてくれる事も少なかったりする。

だからもう自己受容できないのを自分だけのせいにしない。この社会で生きている限り、悲しいけどけっこう自然な事なのかもしれない。


じゃあ自己受容はどうやって始めれば?

自己受容が難しい時にはコレを試してみよう。

何も評価や批判(ジャッジ)しない練習。

とりあえず、がむしゃらに行動したり頑張ったりするのを一旦やめて、この練習をしてみよう。

私達はあれこれと頭の中で良い悪いの判断する事が癖になっている。もう瞬時にやってしまっている。自分の事だけじゃなく、人の言動や身の回りの事、日常の事、等々に対しても。自己否定や自分責めという批判は、自己受容できない一番の理由だ。

まずは自分のした批判・ジャッジの思考に気づく事。

その内ジャッジした事にもっと早く気づいていくようになる。そして自分の思考の癖や信念に気づく。ジャッジで感情的になるのとは反対に、ジャッジのない気づいている状態はニュートラル。ニュートラルな時は穏やかな気持ちでいられる。


気づきはどうやって練習する?

① 浮かんできた批判の思考に気づいたら、「~と思った。」と頭の中で言ってみる。

これをする事によって、自分と思考との間にスペースが生まれ、「思考は自分」という感覚から「思考の観察者」になれる。

② その思考を手放す。

それはよく小川に流れてくる木の葉に思考を乗せて見送る、というような例えがされる。そしてその後呼吸や身体の感覚に意識を払ってみる。そう何かに意識を払っている時は、思考が静かになる事が多い。

思考は実体のない雲のようなもので、湧いては消え、湧いては消え、を繰り返す。なので思考は自分の本質ではなく手放せるもので、執着する必要もない事を知っておくと気が楽になる。


自己受容の前に大切な事

それはまず自分を安心させてあげる事かもしれない。自己否定の思考から湧いた傷ついた感情は、まずは気づいて受け止めてあげる事が大切だから。

「感情は味わないと消化されない」

そう私のマインドフルネスの師が言っていた。感情に気づいたら、ジャッジする事なく、「そう感じるのももっともだよ。」とか「いていいよ。」と優しく受け止めてあげる。

感情は味わったら、優しく手放す。自分の中の子供をあやすように温かい気持ちで見守ってあげる。呼吸瞑想なども取り入れて、自分が「ホッ」とできるような空間を自分の中に作ってあげる事が大切。

そのうちその「ホッ」とする気持ちは、自分の枠からはみ出て、より大きな存在に守られているような安心感を感じるかもしれない。この安心感こそが自分がありのままでいいんだ、と思える感覚なんじゃないか、と思う。

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