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自分が書いたシリーズもの外、どこかのお方の企画で勝手に書かせていただいたもの
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記事一覧

バットマン:エンドゲーム二次創作 整髪

生き物なら誰しも、必ずしなくちゃいけねぇことは、いくつかあるもんだ。 飯を食ったり、寝た…

不死鳥食中発火事件

どこかの薄暗い路地裏、スナックや赤ちょうちんをつるした居酒屋が連なる小道に、一軒の居酒屋…

異界にて求むるもの

カツン、カツンという歩く音だけが、闇の中に響いていた。 闇の中に明かりが一つ、ランタンの…

ある男の手記

失敗した、そう言わざるを得ない。初めは、小さな違和感だった。多くの人が、抱えるだろう違和…

恐怖のバイオブロッコリー! #同じテーマで小説を書こう

「ハーッ!ハーッ」 黒人の、特殊部隊の装備を付けた男が、荒い息を吐く。 舞台は壊滅、生き…

それでもニンゲンは生きてゆく #同じテーマで小説を書こう

この星が人間のことなんて忘れてから、もう十年がたった。 植物が異常成長し、ビルは植物に呑…

空塔に籠りし者・空想に囚われた者

事件が発生した。 犯人はスカイツリー展望台に立てこもり、要求はなし、人質も無し。 逃げ出した客の証言から、犯人は老人だということだけが、わかっていた。 「進め進めぇい!時よ!もっともっと早く!進めぇい!」老人がバッ!バッ!と両腕を上げては下げ、上げては下げを繰り返し、展望台から外を眺めていた。 老人は身なりがよく、チョッキに紐ネクタイと、紳士のような身なりで、とても立てこもりをするような人間には見えなかった。 その時、展望台へ繋がる4基のエレベータの内の一機が動き出

スマート農業戦記

爽やかな朝、ある地域の農家の一人が目を覚ました。時刻はおよそ8時。本来農家として働いてい…

嘘を本当にするために

「しまったな…」 男が1人、便座に座ってタバコをふかしながら途方にくれていた。男は用を足…

間違えて五千人の和牛がうちに届いた

間違えて五千人の和牛がうちに届いた 『マジぃ?というかどうやって届いた訳?』 『わかんね…

私の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた

私の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。 そしてその聖火が父によって奪…

俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。

俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。 そしてめでたく本日、オリンピ…

火守の使命

俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。 H県某市のある寺、その地下500…

儀式代行

「オーライ、オーライ」 二人の男の手によって、バカでかい燭台が運び込まれる。 「魔方陣を描くための鶏の血の搬入も終わったー。生贄用の山羊もOK。あとはー幻覚作用のあるお香もいいだろー?」 若い男がリストと照らし合わせながら、運び込んだものを一つずつ確認する。 「高橋さん!搬入終わりました!」 「わかったよ。あとは肝心要の契約者なんだが…」 高橋がチラリと入り口を見るもまだ誰も、契約者は来ていなかった。 時代は2020年、科学が世に浸透しきった時代。 そんな世の