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私のトリセツあんど備忘録 ⑤ 因果応報に対する不安の核


これまでの人間関係に鑑み、婚活ではできるだけ失敗のダメージや後遺症が
残らないように、慎重になったつもりだった。

ここでいう 「失敗」 というのは、振られることとか、前触れなくブロック
されるとか、土壇場で婚約破棄されることなんかじゃない (※ もちろん、
それらも全部嫌に決まってるけど)。



私が何より怖れているのは、とにかく 「相手に粘着されること」。
そして、詐欺やモラハラに遭うこと


知ってのとおり (?)、私はもともとズルい人、ストレスの捌け口を求めて
いる人、自己評価が高い割には周囲から認められていないと感じている人、
などからターゲットにされやすい。
依存の対象として、サンドバッグとして、恋愛妄想の相手として。
その手の人種は老若男女を問わず、総じて粘着性が高いのが質が悪い。

私の周囲の人たちは、私が 「雰囲気も態度もやさしげに見える」 からそう
なるんだというのだけど、ずっとそのことを疑問に感じていた。
だって、やさしそうで親しみやすい空気感があるのだったら 普通にモテる
だけのはず
 じゃない?

まったくモテない一方で、お近づきになりたいとは思えないタイプの人は
頼んでもいないのに寄ってくるし、粘着してくる

そのせいで、私自身に何らかの異常性があるんじゃないか本当はああいう
連中が自分に見合った相手なんじゃないか
という 根深いコンプレックスを
抱える羽目になった
んだから。


今ならわかる。
「やさしそうに見える」 の真意は、「つけ入る隙がある」 「適切に突っぱねる
スキルがないヘナチョコ」
ということだと。
(もっとも、私にそう言った人たちも、それほど明確に定義していたわけでは
 なかったのかもしれないけど)

とにかく、私はこういう ⇓ 目に遭いやすいタイプなのは確かだ。


だから婚活でも、マッチングしたはいいけど 「この人は違うな」 と思った
場合や、あるいはうまくいかなかった場合なんかに、相手からしつこく
つきまとわれるような展開になることが、心底怖い。
過去に出くわしてしまった、そして まだ出会ってもいない粘着質の人に
対する恐怖・嫌悪が半端ない


特に、相手が近場の人だったりしたら、身許や住所が割れてしまうかも
しれない。
実際に恐怖体験をしたからこそ用心深くなっている のであって、「考え
すぎ」 で片づけられる筋合いはない。

私としては、直接会うのはメッセージを重ねるなどしてある程度の安心感を得てからにしたいし、軽々に 「どのへんに住んでいるんですか?」  などと
訊かれたりしたら警戒して身構えてしまう。
だからこそ、礼儀的な意味も含め、相手がぐいぐいこないよう・つけいる
隙を与えないように一線を引きつつ、ていねいな対応を心がけていたつもり
だった。

しかし、いくら “見えない壁” を張り巡らし、それとなく牽制したつもりで
あっても、望ましからぬタイプの人には通じない。
彼らには空気を読むという機能がない のだ、致命的なまでに。
礼儀義正しい態度がかえって相手にぐいぐいいこう! 主導権とりにいける! と思わせてしまうようで、つまりは “やんわりとした態度” は逆効果にしか
ならないということだ。



そして、自分が ”粘着質な人を引き寄せやすい” ことを最大の弱点で難点で
欠点だと自覚している
からこそ、「またこのパターンかよ!」 とイライラの
ゲージが限界を突破して、何もかも全部ちゃぶ台返ししてしまいたくなって
しまったわけだ (⇦ 今ココ)。

たかだか数人とうまくいかなかったことだけが原因というよりは、そのこと
が引き金になって、過去に関わってしまった粘着男女たちとの経緯の記憶が
呼び起されて 多重ダメージを食らっている状態 に陥ってしまったらしい。

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