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エリック・サティ氏の気晴らし 2024年11月10日 夢工房
19世紀末、フランス音楽界では異端視されていたエリック・サティ(1866-1925)。しかし、20世紀に入ると、次第にサティ氏は、それなりに認められてゆきます。サティを評価していた作曲家のラヴェルやストラヴィンスキーも交えて、サティ氏による「気晴らし」の音楽会を計画しました。
今回の「気晴らし」のメインは「スポーツと気晴らし」です。
ロココの時代からのFête galante(雅やかな宴・艶め
ドビュッシー 飛翔する感性 2024年5月19日 午後2時半開演 つくばノバ小ホール
この度、新しく開館したつくばノバホール別館(小ホール)にて、レクチャーコンサートを開催する運びとなりました。クロード・ドビュッシーが、詩人や画家たちと交流しながら、印象派から象徴派へと進化してゆく様子を辿ります。コンサートの核となる「ビリティスの歌」は、音楽・絵画・語りが一体となるようオリジナル編集いたしました。
展示サロンにて、「マラルメと画家たち」もお楽しみいただけます。
詩の朗読・絵画・
19世紀フランス社交界でのブルクミュラー『25のエチュード』フランス音楽研究会
ブルクミュラー(1806-1874)の『25のエチュード(練習曲)』(1851年初版出版)は、今でも多くのピアノ学習者に愛されている曲集です。ブルクミュラーはドイツで生まれましたが、26歳ころにパリに移住し、ピアノ教師や作曲の仕事をしました。当時のパリの貴族や富裕なブルジョワの人々は、オペラやバレエを着飾って観劇し、サロン、夜会、舞踏会等でダンスや音楽を楽しみました。ブルクミュラーはバレエ作品の作
もっとみる水面との対話 ドビュッシー「大塚忍写真展」と共に 2023年11月5日
「水面との対話」、この度、公益財団法人いばらき文化振興財団の助成を受けて実施する運びとなりました。会場の「夢工房」の壁面に、大塚氏による
四季折々の写真が波打つように並びます。
コンサートでは、市川景之氏のトークも交えながら、ドビュッシーの「水にまつわる作品」を演奏します。「ビリティスの歌」は、音楽と絵画と語りが一体となるよう当会がオリジナルに編集したものです。コンサート後は、大塚忍氏のトークと