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師匠の春の句から俳句詠んだよ



どの人も光の子ども鳥曇(師匠の句)


暖かや祈りの中にある鼓動(弟子の句)


「光の子ども」というフレーズからキリスト教を連想。

そこから、「祈り」や「鼓動」が出てきた。

季語は「鳥曇」でも良かったかな~とは思うけど、

私の感覚では「暖か」がしっくりきた。


初恋の記憶の熱き花筏(師匠の句)


幼子のざらつく記憶花の冷え(弟子の句)


「初恋の記憶」から「幼子のざらつく記憶」とでてきた。

「ざらつく」はたぶん「花筏」から連想したのかな。

「花の冷え」で「熱き」師匠の句との対比。


清明や山河を越ゆるための道(師匠の句)


清明よ凸凹こそが吾の道(弟子の句)


師匠には写生句も詠めと言われるが、

どうにも私は句に人生観を絡めたくなる。

師匠の句も写生には思えなかった。

「山河を越ゆるための道」ならさぞ凸凹だろう。

平坦ではない道こそが私の、私だけの道。


やっぱり誰かの句を読むと自分の中からも句が出てきやすい。

素敵な句は想像を掻き立てられる。

これからも俳句幼稚園、お世話になります!

サポートしていただいたものは脱ひきこもり、自立に向けての費用にさせていただきます!ちなみに以前いただいたものは旅行鞄を買う費用に充てました。ありがとうございました!