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1,000kmの距離を超えた指導を実現

東京の大学生と地方の学生がつながった!

いきなり何のことかと思われるかもしれませんが、私の実現したかったことの一つが叶いました。それは、地方であっても、都会の大学生と接点を持つことはできないか。ということです。今回、タイトルにもある通り、1,000kmの距離を超えて、阿蘇と東京でオンラインによる学習サポートを、東京大学、東京学芸大学、慶応義塾大学などの有名校に在籍する大学生が中心になって活動しているサークル、タルトタタンさんにおこなってもらいました。

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大学生と話をしています。時折盛り上がりすぎることもあります(笑)

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競うように講師に答案を見せています。

距離はあっても素敵なお手本になってくれる大学生

今回のオンライン学習サポート、根底には地域になかなか雇用できるような講師がいないこと、そういった方がいても採算面でなかなか難しいという点、そして何よりこれが一番大きいかもしれませんが、大学生が身近に少ないことが挙げられます。それらの課題を解決する取り組みとして、オンラインを活用した指導を行いました。
結果として、私たち講師より年齢の近い大学生たちから受ける刺激は大きかったようで、これまでの塾での反応とまた異なった態度をとる生徒が多数いました。シンプルに言うと、楽しく学んでいるな。という印象です。
中学生にとって私をはじめとした高森教室副室長も”大人”になります。どうしても多少の壁がある点は否めませんでした。
もちろん、それらは指導面においては必要ですし、ある程度の距離感を持つことは必須です。それが無い講師は講師ではなく単なるおともだちです。ただ、その一方で勉強だけにひたすら取り組むことがなかなか難しいのも中高生の課題でもありました。そこで、身近なロールモデルとなってくれる大学生との接点を作ったことが何か今後の塾運営に向けて大きな転換点になるような予感がしています。

本気で感心したこと

私内山はこれまで何とか勉強に取り組んできましたが、現役時代の記憶はやや遠くなっています。今回、彼ら彼女らと繋がることができて、”本物”の受験生の話、そういった場所を体験してきた人の話を聞くことができた点は阿蘇塾の生徒にとって大いにプラスになったように感じています。私も横で聞いていて非常に感心することしきりでした。言い回しが古臭いでしょうか。歳だから仕方ないですね(笑)

生徒の嬉しい変化

指導を受けている塾生たちは、当初遠慮がちな子たちもいましたが、今回のコロナの件や、高森町で取り組んでいるICT教育のおかげでオンラインで誰かと話すことに抵抗感がないことがとても印象的でした。今後は大学生の彼ら彼女らが何を学んでいるのか、どういった道を歩んできたのか、そういった点も聞くことができると良いなと思います。また、大学生にとっても今回の経験が教員になっていくうえでプラスになってくれたら至上の喜びです。この取り組みをもっと多くの地域で展開していきたいと思います。やるべきこと、課題は山積ですが楽しくなってきました。もちろん阿蘇塾では個別最適指導も行っています。気になった方は是非リニューアルしたHPにお越しください。ここまで読んでいただきありがとうございました。阿蘇塾代表内山でした。

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