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✨.゚・*..☆.。.:*✨.☆.。.:.+*:゚+。✨.゚・*..☆.。.:*✨『CAN・DAY・A・SORT☆19☆』✨.゚・*..☆.。.:*✨.☆.。.:.+*:゚+。✨.゚・*..☆.。.:*✨

_∧_Mr.流れ星
「ご存知Mr.流れ星ッ!!聴いて怪々!見てくらはいッ!謎の黄色い宇宙生物に連れられて、亀に連れられて竜宮城に足を運ぶかの如くジャングルの奥に進む我らがジテンーー!!果たしてェ!そこで待ち受ける者とはッ!無事にキャンディと合流する事が出来るのかッ!そしてユフォフォン婦人との恋のバトルの行く末はッ!キャンディの癇癪、ここに極まれり!!ジテンの坊ちゃん苛まれりッ!!ここにCAN・DAY・A・SORT第19回見事に開幕でございいいいいい!!」

             ちゃちゃんちゃんりんどんどんッ
                              ☆彡(音響ミニ流れ星)
                              「音入ってるぅ?これ~!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(・A・)
「あのさ」
ジャングルを進みゆく俺は一言ッ!!

緑のほうき頭 
「んが?」
んがが、んが!がーんがが!

(・A・) 
「君のことジャングルマンて呼んでいい?」

緑のほうき頭
「んが?」

(・A・)
「そうそう。君のこと。不便なのよ。名前がないと~便宜上でもさ~」

悩む緑のほうき頭
「んがーんがんがぁーが!うんがうんがー」
んがんが、がんがうがががー。

(・A・) 
そう言って唸り悩んで以て頷く緑のほうき頭。
「うわ!目に見えてしぶしぶ!!」
だけど、肯定はしてくれたみたいです。
「よろしく!ジャングルマン!」

ジャングルマン
「んがー。ンガーが!」

(・A・)
「ええッ!?なして槍でつっつくのおお!?」
お尻がズキズキ。ガンバレジ・テ・ン♡



                         CAN・DAY・A・SORT

              ぴーひょろろ~                  んがーがんが!!

                         CAN・DAY・A・SORT



ジャングルマン
「うんがーんんがんがあが」

(・A・)
「え?なに?ついたの?」

ジャングルマン
「うががんがんがーが?」

(・A・)
「あ。あんなところに台座があるね。…玉座って言った方がいいのかな」
こんなところになんで玉座があるんだろう。

ジャングルマン
「うんがーがんが」

(・A・)
「え?」

ジャングルマン
「んが」

(・A・)
「…なにが?」
なんか、玉座を槍で刺してへろへろお辞儀し出したよ?え?なになに?なんなの?何が始まったの?

ジャングルマン
「んが?」

(・A・)
「いや~首傾げられてもーー。んが~じゃないのよ~いや、辛うじて疑問形なのは察せるのよ?でも肝心の主語がねーー」

ジャングルマン
「んが!!んが!!んごおお!!」

(・A・)
「え?なに?急に喜び勇んで跳び勇んで跳ね勇んでーーえ?おーい…どこ行くんじゃ~い…言っちゃった…」
なんなんだよもう…

見回せどぽつーん。

なんなんだよもう…

〝ぎゃおらあああああああああああああ!!〟

「おひいいいいいいいい!!」

ーー思わず玉座の裏へえええええええ!!

未開拓!絶賛未開拓ですって!!なんだよここ!こええよ!!まさか恐竜の生き残りでも出るんじゃねえだろうなーー

…いや、そんなもんじゃねえ!きっと!もっとおっとろしいものがーーーー!!

うぎょぺきああああ!!想像しただけでオラわくわくしねえぞおおおお!!

はやいとこキャンディさんと合流してーー

                            〝がざごぞがーー〟

「うぎょい!!」
草むらの揺れる音ーー!!さっそく出たか恐竜ないし恐竜を越えしモノよッ!!

                                   〝くるっ〟

ジャングルマン
「がざごぞがーー」

(・A・)
「っておまえかーい!!」
と、俺は首をぐるぐるぐー!!と捻って、そのままズッコケ~!!

                        〝ずざざざさーん!〟

うーん。緑の上を滑るとそこに香る緑の匂いがこれまたーー

「って言うとる場合かーー!!お前だったんかいッッ!!」

と、俺は、サンダルを脱ぎ捨て、ジャングルマンにかこーん!!ぶん投げる。

ジャングルマン
「…んがーんが…」

(・A・)
と、なにやら執拗に俺の足元を槍で刺すーーてか、どっから持ってきたのその果実ーーと言うのは一旦置いといてだ。

(・A・)
「なんだ、これ」
俺は足元を見る。
俺の足元には、何かがぴとりとくっついて、はあはあと息も絶え絶えなーーほっぺ真っ赤の小さな生き物。なんというかーー植物??みたいな。丁度一本の小さな若木の苗みたいだ。

「なんですかいなこやつ」

と、俺はそれをひとつまみ。

ジャングルマン
「んがー!!んが!!んが!!んがーが!!」

(・A・)
「ごめん。騒がれても。君が騒いだところで状況は判然としませんから」
と、俺は、騒ぎ近づくジャングルマンの顔面を抑えるべく、掌をーーおいおい。顔面にめり込んどるやないか。そこまでしてなぜ俺に近づく。

「くやぁ~」
俺のつまんだ若木はよぉく見れば、小さな光に包まれている。緑色のーーオーラに近いのだろうか。

ジャングルマン
「んがが」

(・A・)
「え?あ、これ食べさすのね?」
と、俺はジャングルマンが抱えている果実類の中からとっておきに美味しそうなーーこの赤いのを選ぶぜ!!なんかカラフルな斑点があるなーーまあいいや。

「ほれ。食ってみいさあ」
と、俺は若木の口元へとそれを持ってゆく。よく見れば顔があるんだ。それもおぼこい。性別があるとしたらおそらく女の子だろう。掌に乗るくらいのそいつは、それでも絶え絶えでーー差し出された果実を食べようとはしない。

(・A・)
「これがお気に召さないのかなーー」
俺は、その命名ハンテンリンゴをジャングルマンに戻すーーそうとすると、ジャングルマンは、

ジャングルマン
「んがんが!!んーがんあがあ!!」
と、拒否する。

(・A・)
「なんだよ。でもこいつ食わないんだぜ」

ジャングルマン
「んーがんーが!!」
がう!!

(・A・)
「あ。俺が食うのね!!ありがとう!!」
ジャングルマンが演じたランゲージにより、俺が食う事が発覚!!
「よおく見ればまあまあ美味そうじゃんッ!!いっただっきまあああああ」

                            〝がじゅっぷ!!〟

俺は肝心の〝す〟を言わないままに、お齧り。う、う、うーー

「うめええええええええ!!」

歩いた疲れは何処へやら!!!お味はリンゴの濃厚なやつ!!地球産のそれなんかノンノノン!!しかも齧ったとこからどろりでてくるとろみの付いたーーえ!?これ自体が果実なの!?まるでハチミツ!!

「超絶うまらしゃああああああ!!」

俺は、あまりの美味さにワケの分からない事を叫ぶ。

「ウマすぎてペガサス!!いいやユニコーンッ!!」

と、またまたワケの分からない発言が口からこぼれ出す。
…それくらいうめーんだよ、これ。

ジャングルマン
「んがんが?」

(・A・)
「おおう!!うめえぜこれェ!!」

俺が心の中で、彦摩呂さんを演じている間ーー(いや、そこまで巧くなかったろ(*´艸`))ーージャングルマンはシナを作って俺の事をもじもじと待っていた。しかしうめえ。ちゃべえぞこれーー
ーーと、俺がテンションを上げていると、

                                  〝ぽゆ~ん〟

と、俺の手のひらに温かみが。見ると、どう考えても、俺の手のひらからエネルギー吸い取ってるよねって感じで若木に掛けてエネルギーが動いてゆくのが分かる。俺の中のエネルギーが。宇宙のぱぅわが。

          …一体なんなんだろうな。このエネルギー。

            ーー〝一生分からないといいな〟ーー

         だって、謎は謎のままの方が面白いもんな。

うん。そうと決まれば話ははやい。
俺はどっかと腰を下ろして、頬張る頬張る未知の果実!!これもうめえこれもうめえこれもうめこれもうあ、これすっぺ!これもすっぺ!これまたすっぺ!!こめすっぺ!これーーあ、やっぱさきのうめ。

俺の嫌った果実が、放物線を描いて草むらの中にこんすここーん。出来るのは捨てた果実貯まり。



                         CAN・DAY・A・SORT


                         CAN・DAY・A・SORT


そんなワケで先程の絶え絶え若木は何処へやら。もうすっかりすやすやすーやのすやりんこを演じる子やつは俺の頭の上にのせといてーと。

バランスバランスバランシブ~と、俺はそれをおっことさないようにゲームを始める。始めちゃうんだから~

ジャングルマン
「んが」

(・A・)
「なによ。俺、今しがた若木おっことさないようにどんどんぱふぱふ熱中時代水谷豊ゲームやってんだから」
ーー俺はそろーりそろりと中腰になりつつ歩きながら、ジャングルマンの方にそろりそろりそろ。

ジャングルマン
「んががんーが。ん!ん!ん!!」

(・A・)
「いや、そんなとなりのトトロに於けるカンタみたいな動きされましても。え?なに?裾引っ張って。悪いけど、あたし今頭の上に注視オブ目配せしてるからそっちのほうーー」

                                     〝どんっ〟

と、オイラは何かにぶつかる。
ええと?
「これは?」
俺は手探りでその大きさを探りながらーーんなんだこれ意外と
「…でけえなーー」
と、あまりのでかさに目線を合わせたのがこちら!!

〝ぱおおおおおおおおおおおおおおおおおんむッ!!〟

(・A・)
「はいいいいいい出ましたマンモスきょうりゅうではなかったけれでもよようてきちゅあああああ!!」
はい!今から気絶しまーす!!3、2、1、キュー!!
「泡ブクブクブ~。あ、若木危ない危ない」
俺は、手のひらに若木を抱えてぶくぶくぶ~口から怪泡~
「びたーん!!」
っつって、俺は気絶。

                               〝びたーん!!〟

空中に浮かんだ〝びたーん!!〟の文字が俺の失神と共に落下してーーはいまっくりゃーー



                          CAN・DAY・A・SORT


                           CAN・DAY・A・SORT

(・A・)
「はい!まだまだ食べられます!!」
と、俺が飛び起きたところ、そこはジャングル!!
うげええええじゃじゃじゃじゃんぐるうううううう!!
「と、思ったけどいいのか。寝る前もジャングルに居たもんなーーってなんじゃいこら」

俺はいつの間にか、玉座に座らせれており、骸骨の気味悪いネックレスやら王冠やらーー
「あ、こんなところに若木ちゃん」
…ミドリちゃんて呼ぼうかなーー五月みどりさんから貰って。なんでだよ。と俺が心の中でささやかなるボケツッコミをしたところで、俺の横、肘掛の部分ですやすやと葉っぱを被って眠るミドリをみてほっこり。

「お前が用意してくれてたんだなーー」
前方をしっかり見たところで
「おんぐぎゃああああああああああああああ!!」
そこにはありとあらゆる絶滅したはずの、お恐竜ちゃん達がっ!!右から行きまーす!!エオラプトルにサウロポセイドン、アマルガサウルスにあお前知らね。ヘレラサウルスにお前も知らね。お前は知ってる。鶏ね。

「ってニワトリああああああああああ!!」

と、俺が驚きのあまり、シェーのポーズと共に出っ歯になって紫のスーツに身を包んだところで

「でっかい声出しちゃってごめんね」

と、ミドリに謝る。

ミドリ
「じゅあ…」

(・A・)
だって起きちゃったんだもの。ごめんちゃい。
「ごめんね。また寝てて。寝れる?」
と、俺が言うと、こくんとうなづいて、また夢の中へ。

(・A・)
「…ビックリサセナイデヨー」
ト、オレハコゴエデー…あ、心の中はいいのか!!

                      いいのか!!!


                   心の中はッ!!!!!


と、心の中で威勢をよくしたところで、

(・A・)
「目の前のご馳走に目をやる」

実は先程よりゴヨーイされておったのだ。ひょほほ。すっかり気分は王様。

(・A・)
「え?これ余が食べていいの?」

ジャングルマン
「んがー。んがんがっがごおー!!」

(・A・)
「おけ。なんかよくわかんないけど、GOサインとみてよろしいですね?」
俺はたまらずむしゃむしゃむーしゃむしゃあああああああああああああああああがつがつがーつがつ!!

ジャングルマン
「んごっげー」

(・A・)
「え?ヨダレ垂らしてどしたの君たち」

ぐじょらげぼーぱおんむきゃっきゃがごおおおおぼりゃああああんぎゃああああどすどすどっ!!

と、各々が思い思いの鳴き声高らかに接してくるので、

(・A・)
「うそうそ、君たちも食べなよーー」

ジャングルマン
「うぎゃらば!?」

(・A・)
「いや、そおらそうでしょう。君達が用意したんだからーー」

ジャングルマン
「んじゃらかぱかびー!!」

(・A・)
…ぽぴーざくらうん??よく分かんないけど、恐竜たちにGOサイン出しとる。いけいけって。
…うおおお壮観…恐竜達の食事時、壮観…創刊過ぎて創刊ダイナソー8月号…全号集めてスピルバーグの模型を完成させよう。って、スピルバーグかい!!せめて演者の方にせんかい!!…とかぢゃなくってーー

(・A・)
「ほおう安心した…」

ジャングルマン
「んが?」

(・A・)
「いや、実はさ。ちょっと疑ってたんよ。俺の事満腹にしてそれから俺の事食べる気なのかな~って」

その瞬間、総勢の食事の手が止まるーーみんながみんな目配せしてーー

ジャングルマン
「んがんがあああ!!」
「ばおおおお!!きゃあああああぼぎゅああああめっしゃめっしゃばやあああばぼしゅううおんぎゃあああああ!!」
とか、汗水流しながら、小さいおててやしっぽやスタビライザー振って来るけどーーえ?え?え?ーーこれ、ホントにだいじょぶーーえ?ですよね??

俺の頭に載ったドクロの王冠がことり、はずんでけたけた笑ってーーぴきっとはじけた。






                          CAN・DAY・A・SORT



( ◍_◍ )
「ジテン~いずこや~い」

🛸
「こちらの方とはどういったご関係なの?」

(●>●)
「あ、いや成り行きでーー」

                         

                       CAN・DAY・A・SORT


(・A・)
食事がかねがね終わったところで、みんなでお歌の時間や踊りの時間。どうやら俺の事をもてなしてくれてるみたい。…あ。分かった多分、俺本当に王様扱いされてんだ。The歓☆待☆まあ、君達が望むならここの王様になってもーーよかろぉう。

みたいな気配を察して、

ジャングルマン
「おごろごー!!」

恐竜達
「※思い思いの鳴き声を君達の脳内で再生させよう!」

(・A・)
「良きにはからえ良きにはからえーー」
けたけたけったけた!!こいつは愉快じゃ!!
「そうじゃろう??マンモス君」
…なんかこいつだね震えてる。
「どした??こんな毛深いチミがなにゆえ寒がる事があるかね~」
と、ぴょこっと玉座から降りて、近付いて以てぽんぽん。あ。黒いオーラだ。

   近付いてわかりまひた。黒いオーラ出てまーす。

マンモス【黒オーラ】
「ばおばあああああああああああああああ!!」

(・A・)
「んぎゃらびゃああああ!!みんな逃げろおおお!!」

おりは、足をすてれこすてれこー!!と早がるタコ足のあのギャグ調のね?意味わかるでしょ伝わるでしょうごおお!!突進かわーす!!めきめき木めきいい!!うぎひいいい!!きゃんでぃはああああんん!!








( ◍_◍ )
「んお?なんか聞こえなかった?」

(●>●)
「鳥がなんだか騒ぎ出したなーー」

ユフォフォン
「私疲れましたヮ」

( ◍_◍ )
「てめーずっと飛んでるだけじゃねーかぶっ殺すぞ」

ユフォフォン
「それが疲れたと申しているのですヮ」

( ◍_◍ )
「うるせえ。とにかくぶっ殺すぞ」

(●>●)
……………………………………………………………………はぁ。



(・A・)
「そおおおい!!」
俺はカルノタウルスを跳び箱にしてぴょぼおーん!!ぬ!!
見れば、みんなでマンモスを撃退態勢!お整い!!
「ちょっと待って!!」
多分、こいつらマンモスの事殺しちまうんじゃねーか!?そいつは違うぜ!だってこれはこいつの意思じゃあねーんだからな!!
「おい!ジャングル!!コイツらに手を出すなって伝えろ!!」

ジャングルマン
「ほじょけぴ?」

(・A・)
「うーんと、あれだ。えー。こいつはこいつの意思でやってるわけじゃねーんだ!俺なら何とか出来るから!!」

ジャングルマン
「ほじょ!ほじょ!!」

(・A・)
「あ、補助してくれるの??でもあれよ?殺しちゃだめよ??だって大事な仲間なんだから」

ジャングルマン 
「おー!おー!」

(・A・)
…この恐竜達も宇宙星物と仮定して、ならば肉体をやられたとしても死にはしねー筈だ。だがよ。考えてもみろ。この数だし、仲間からやられてみろ。ーーいくらマンモスとは言え、心は持たないんじゃねーのか??
「…それに嫌われ役は慣れてるからよッ!!」

俺は地球にいた頃の事を思い出しーーそうになるけど、きっとそれはブーストにならないのでさらりと忘れて、地面を蹴るそして飛ぶッ!!文字通り飛んでるッ!!プテラノドンの足に捕まっちまった!!よおしそれじゃあ言ってみましょうかあ!!お足を拝借ッ!!

『プテラノドン座ああああああああああああ!!』

と、俺は飛来する。腕を広げて、プテラノドを模倣しつつだ。下半身はしゃがんだ感じでどう??ここなら模倣先に困らないーー次々行ってやるぜ!!と決めたところでマンモスにだああいぶ!!

マンモス【黒オーラ】
「おうぎゃああああ!!」

どてっ腹に一撃。好きだねえ。どてっ腹。俺はすかさず、次なる星座技の体勢へ。

腰の辺りで手を広げてーと。

そのまま浮き伸び出る光の爪共でざっくあああああ!!

人呼んでーー

               『テリジノサウルス座ァ!!』

幾らかの茶色いおけけと共に、俺の光の爪先テリジノが炸裂する。多分、いい感じで黒いオーラが削れつつあると思う。そうかーーこうやって削っていけばいいのかーー

やみくもだけどーー動いてみるって事って大事だ。

調子に乗った俺はぐるりと回って回りすぎて以てマンモスを見失う。

「め、めぎゃああ」

…多分いっまの俺、めがうずまきににゃってるーーあ、小ゲボ吐きま~す…

「うおろろろろおろおおおおおおお!!」

ふーっ。すっきり。俺の下にあるゲボ溜りを足でそーっとしてる間にきってっまっすよっねえそらあああ!!うおおお巨躯なる一撃いいいいいい!!

ジャングルマン
「うがうッ!!」

と、ジャングルマンがマンモスの足をお手持ちの槍でつっつきいいい!!28のダメージ!!

少し緩慢になったスピードを俺ががっちり前転ーーッ!!ふう危ない。

(・A・)
「助かったぜ。ジャングル」

ジャングルマン
「うがっしゅ!!」

俺たちは、グーサイン同時出しで意気投合。ーーこれならイケるかもしれない。俺には奇妙な直感があるッ!!

(・A・)
「ジャングルマン!俺の上に乗れ!!あ、合図をしたらだ!!いいか!?」

ジャングルマン
「んが?…んが!!」

(・A・)
「…伝わったみたいーーと、しよう」
伝わってなかったら終わりだからな…ま、そん時は別の手立てをーーッ!!

って考えながら俺は走るッ!!ひたッ!はしいいいいるッ!!四肢でだッ!!四足走行おおおおッ!!気分ようしジャングルようし!!俺はジャングルの4WDだああああああああ!!

「誰にも止められないぜええええ!!」

と、俺は歯をむき出しにして、人差し指を二本!!牙として添える!!…宇宙人だし、八重歯伸びるかなーと引っ張ってみたけど、伸びたけど、かっこ悪いから戻しーのーー

『さあああべるたいがああああ座あああああ!!』

きらりいいいいん!!俺の体が今日一番本日一番に快光する。快い光と書いてカ・イ・コ・ウ。今日も今日とて、イカすぜ俺の十字光ッ!!

俺は走り込むーーマンモスの方じゃあないんだぜ??本日のサーベルタイガー座は一味違うッ!!

「さあおで迎えだガルルルルルウウウウ!!!」

俺は気分宜しく名実心実ともにサーベルタイガーと
貸して、ジャングルの王者をおで迎え。もちそれはあなたよジャングルマン。再三に渡ってもてなされたけど、やっぱり君の方がお似合いだよ。さあ、俺の背中にお乗り。

ジャングルマン
「がゥ」

(・A・)
「よっしゃ!そのまま槍掲げてかっこいいポーズとっとれええええ!!」

ジャングルマン
「んがほおおおおお!!」

(・A・)
俺はそのまま走り駆゛ける。知ってるかい。地球の賢者共ーー

                             宇宙の法則をーー

              教えてやるよーー宇宙の戦いはなーー

(・A・)
「ノリと勢いがイイ奴が勝つんだよォオオオ!!」

                       『合体星座ァツ!!!』

       『ジャングルの王座アアアアアッ!!』

     この俺の叫びが地球まで届くといいなーー

そう思いながら、王者を乗せた俺はマンモスへと突進したんだ。




CAN・DAY・A・SORT


( ◍_◍ )
「やっぱ今スゲー音したってばよ!!」


                                                      CAN・DAY・A・SORT


                              〝ずどしーん〟

それは一際大きな音とそれに伴った描き文字を生んで倒れた。

ジャングルマン
「んごびー!!んごぴー!どんすこどん!!どんすこどん!!」

(・A・)
「あ。喜んでるとこ悪いけどもう降りて?これ腰いわすから」

ジャングルマン
「どんすこどん!!どんすこどん!!」

(・A・)
「あ。分かりました。大層お喜びでそれならーー」
しかし、俺はジャングルマンを払い除け下ろす!!てか落とす!!
「いやいやいやいや!!火はダメでしょ!!火はァ!!」

ジャングルマン
「ほげぇ…」

(・A・)
「ほげぇじゃないッ!!お前はオーゲルか!!」

ジャングルマン
「んげ」

(・A・)
「いや、違うのは分かってるのよ。そうじゃなくてね。ディスイズツッコミ。わかる??つ、っ、こ、、み」

ジャングルマン
「んげ」

(・A・)
「あそうだこいつ話になんねえや。とにかくだ。人の背中に乗ってる時にファイヤーダンスはやめろッ!!」
俺は、ジャングルマンが持っている二本の火のついた骨を取り上げてしかる。濡れた時の猫みたいなびっくりとともにね!!だってほんとにビックリしたもん!うそじゃないもん!!

んで、俺は横たわるマンモスの方へ。

(・A・)
「ん。だいじょうぶ。息はしてるし、もう黒いオーラも感じない」

「みんな戻ってきていいよー」

と木陰に隠れる恐竜たちを呼んでみるものの、首から上をひょこっと出すだけでこちらに来ない。

(・A・)
「うーん。説明ムズいな~…うんとね。黒いオーラーーえ~もうだいじょぶ~君たちのこと、きらってなーい。マンモス、アナタタチ、ダイスキー」
「いや、もおう、お前からもなんか言わんかいっ」
て、つっこんだ手のひらに違和感。


ーーそこには黒いオーラがびっしり。
いやいや、まっくろくろすけかよ。
え?確かにさっきメイちゃんの真似したけどーー
って横を見たら、

ジャングルマン【黒いオーラ】
「ンガーー」

(・A・)
ってこっちを睨みつけておられるウウウウウウウア!!
「んんぎゃべぼおおおお!!移植手術成功ううう
!!お、おめでとうごじゃいまふゅ…」
…な、んあにもおめでちゃくねえええーー

ゆっくりと近づいてくる漆黒のジャングルマンと同じリズムでじりじりじぃりじりとおしりで後ずさるおれーーいやいや待ってよこれーー分かるよ、お、俺ガス欠だってば。残る光エネルギーもうねえって!分かる!分かるよ!うそじゃないもんッ!!

ジャングルマン
「うごおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

(・A・)
「やああああああああだあああああああッ!!」
乙女座(マジ)の貞操危うしッ!!飛びかかるやジャングルマンッてアデランス中野さん(CV.千葉繁さん)で再生された時、どこからともなくやってきた謎の発行体がばぁちばちばちばちいいいいいい!!俺を助けるッ!!

緑の発光体
「じゅあ」

(・A・)
その光の中にいた君が僕に振り向いてにこりと笑う。

ーー君だったのか…ミドリ…




                       CAN・DAY・A・SORT


( ◍_◍ )
「こんかいあたしらのでばんねーな」

                                                                                (●>●)
                                                                       「らしいな」

ユフォフォン
「…アタシ、始めてなのにーー」
(それも意味深な出方したのにーー)

              以上、木陰でくつろぐ面々でした


                       CAN・DAY・A・SORT


(・A・)
「うおおおおおお!!がんばれミドリいいい!!」

ミドリ
「じゅあ」

(・A・)
この危機的状況なのかーー俺の感覚が冴え渡りーーミドリの声が聴こえるーー

ミドリ
「は?ミドリってなんだよ。クソほどだせえな」

(・A・)
「というのは聞かなかったことにしてーー」

ミドリ
「は?現実逃避すんなよオッサン」

(・A・)
「いやあああああ!!元のじゅあに戻ってええええええ!!」

ミドリ
「じゅあ?」

(・A・)
…ってとこで俺は昏睡から目覚める。良かった夢で。

ミドリ
「じゅあら?」

(・A・)
…でもでも、ミドリの声が聞こえるのは本当だ!!

ミドリ
〝私の事を助けてくれてありがとうーー私は木の星霊〟

(・A・)
「木のーー星霊??」
精霊じゃーなくて…

ミドリ
〝そう。宇宙には私みたいな星から力を借りて生きる精霊ーー精霊が居るの〟

(・A・)
「おおーー」
おしゃべりするうちにミドリの輝きはまばゆい物になってゆくーー

ミドリ
〝宇宙には他にもーー私みたいな星霊がいっぱい居るわーーよぉく目を凝らして探してみてね?私との約束ーー忘れちゃダメだぞッ〟

(・A・)
ミドリはウィンクして星を飛ばす。か、かわいいーー

ミドリ
〝最後に私を助けてくれてーーありがとね♡〟

(・A・)
「え」
                                   〝ぱあん〟

それからミドリは俺の前で小さく弾けたーー吹き飛ばされるジャングルマンーー

それから緑の発行体はよろよろとした飛び方で、俺のほっぺにキスをしてーー

                                      消えた。

(・A・)
「え」
    え

(・A・)
「え?」
    え?

                                   うそだろーー

こ、こころがーーう、うああ、え?心がーー
でも敵は待ってくれない。

黒いオーラを纏ったジャングルマンが起き上がり、背中からするりと槍を取り出すーー

ま、待ってくれよーー俺はどうしたらいいんだよおお

               〝だいじょうぶーー私を見つけて〟

(・A・)
「え?」

                                ーーミドリ?

〝私はあなたの中にいるわ〟

〝あなたの中の星の力ーーとっても綺麗で居心地がいいーー〟

(・A・)
「え、えへへい…照れるなあーー」

         〝あなたが私にしてくれたようにーー〟

〝今度は私があなたに星の力をお返しするね〟

(・A・)
「え?」

〝もしまた君自身の星の力がなくなったらーー〟

           〝その時はまた私を思い出してーー〟

   〝そうしたらーーだって私はあなたのぎーー〟

ジャングルマン
「うんごがあああああ!!」

(・A・)
「ああもういいとこだったのに!!そんなやつはこうだあああ!!」

俺はミドリが言ったようにミドリの事を強く想うーー強く強くーー思い出すようにしてーーゆっくりゆっくりーーって、そんなに過ごした時間長くないよねって邪念が到来!!

  〝こらッ!!しゃっきり集中しなさいッ!!〟

       ーーごめんなさいっーーでも、イケるーー

                 木の星霊のーー力を感じるーー

俺は思いつくままに、腕をーーそして技の名前を振るう。

         『木星拳ンンンンッ!!!』
                                      『ーー疾風拳ンンンンッ!!』

いつの間にか俺の腕には風のーーいや?一見風のように見えるエネルギーなのだろうか、だって可視化出来てるしーーとか、そんな事はさておいてだ。さておいてーージャングルマンがぶっとんで今しがた木の幹にごちんだ。

(・A・)
「悪いな、ジャングルマン…そんな役回りばっかりでーー」

って、思うけど、一回ジャングルの王者気取ってもらったしいいかッ!とんとんだよねッ!て、俺は天に昇りつつ抜けてゆく黒いオーラ邪気を見送りつつ思う。


(・A・)
「終わったーー」
俺は、へたり込むついでに胸ーー左胸にタッチする。もう聴こえないけど、なんだかここにミドリが居る気がするんだーー

( ◍_◍ )
「ジテン~ッ」

(・A・)
おっ。噂をしなくてもキャンディさんだ。俺はそれにお答えして振り向く。

( ◍_◍ )【黒いオーラ】
(●>●)【黒いオーラ】
ユフォフォン【黒いオーラ】




                                  (・A・)


                                    (´д⊂)


                                   (・A・)


         ( ◍_◍ ) (●>●) ユフォフォン

 

        『次はアタシオレタチの番だぜーー!!』




                                    (・A・)

                                      (´д⊂)

                                  (´;ω;`)


CAN・DAY・A・SORT

                                  19話

                                                        「出たぞ木星霊!!」

                                 おわりっ!!





















〇 〇𐭅ねえねえつぎどうなるのかな~

                                           さあ、どうなるかな𓏸(〇 〇)𓏸

〇 〇𐭅ジテン、しぬかなあーー♡

                                                           !?ド𓏸(〇 〇)𓏸キッ

〇 〇𐭅
んんで、さ~あ、パワーアップしてヨミガエルかなー

                                                                   ホ𓏸(〇 〇)𓏸ッ


                    















お願いシマチューホームズ行ったことない! うそ! ホントはあるかも! 断定しかねる!!