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自身のイライラを点検してみる

ささいなことに腹を立てず、ちょっとした言葉に傷つかないでいたい。とは思っていても、実際はふとしたやりとりや上司からの指摘でイライラしてしまう場合もある。

イライラの沸点を探る

人によって笑いのポイントが異なるように、イライラのポイントも多様だ。私は以前「なんだか自分、前より怒りっぽくなっている?」と感じたことをきっかけに、自分がイライラしやすい状況やポイント、そして沸点を探ってみることにした。

私の場合は…

・突発的な仕事がどんどん入ってきてしまう時
・上長の指示がコロコロ変わる時
・ミスや注意点を強く指摘された時
・オンラインのコミュニケーションで、相手が何を言っているかわからない時

そしてよりイライラを理解するために、それぞれの状況の解像度を上げてみた。例えば…

<ミスを強く指摘されてイライラした時は、どういう状況だった?>
・そもそもミスが生じやすいような環境だった(あまりに期限が短い仕事、突発的な依頼など)
・自分が忙しい時に指摘をされた(=自分のコンディションが悪い)
・ごもっともな指摘内容だが、同じミス(もしくは私でもしないような初歩的なミス)をしているような相手から言われた。
・明らかに今回のミスとは関係ないような、印象論で上から指摘された

自分なりの対処法をもつ

こうして自分のイライラや不安を強く持ちやすい場所がわかれば、事前にある程度は対処しやすくなる。

・突発的な依頼には対応できないことを事前に周囲に伝える(スケジュール上難しいなど言っておく)。ミスが起きやすい環境を事前に防ぐ。
・自分である程度スケジュールを調整できるような仕事を選ぶ。
・指摘内容自体に理解できるようであれば、10秒ほど深呼吸してイライラを沈める。

人からの注意点やアドバイスは、もちろんすべて受け入れるべきとは思わないが、自分では気づかなかったような視点を得て、その後の自分にとっては糧となることも多い。

だからこそ、それを気持ちよく受け取れる環境を整えることが大事だなと思う。

イライラ芽がでないように、土壌を整える。そしてまた別の芽が出そうであれば、その原因を考えてみる。こうした点検を続けると、少しづつ毎日が快適になるかもしれない。

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