留学生なら営業職をめざせ！
こんにちは。
留学生就職支援をしております、ASIA Linkです。
今回は、弊社のブログから、2014年12月8日に公開した記事を転載してお届けします。
タイトルは「留学生なら営業職をめざせ！」です。
留学生の就職サポートをされているみなさまにもご一読いただけますと幸いです。
留学生のみなさん、こんにちは！
ASIA Linkの小野です。
私たちが外国人留学生のみなさんと面談を行ったり、就職相談にのったりするとき、
「どんな仕事に興味がありますか？」
「やりたい仕事は何ですか？」
という質問をします。
すると、時々、留学生から以下のような答えが返ってくることがあります。
「事務の仕事がやりたいです。海外に関わりたいので、貿易事務がいいです。」
「語学を生かしたいので、通訳・翻訳が一番自分の力を出せると思います。」
たしかに、日本企業で外国人社員が、「貿易事務」や「通訳・翻訳」の仕事を行うケースもあります。
留学生自身も、母国語と日本語を含め２ヶ国語も３ヶ国語もできるのです から、語学力を生かしたいと思うのは自然なことです。
しかし、実際に日本企業が、どのような外国人材を求めているかといえば、「貿易事務」や「通訳・翻訳」だけを行う人材ではありません。
企業が求めているのは、
１．海外市場の開拓ができる人材 ⇒ マーケティングリサーチ + 海外営業
２．将来、海外拠点の運営を任せていける人材 ⇒ 将来のマネジャー候補
３．エンジニアとして活躍できる理系人材 ⇒ 設計・開発・生産技術･･･
などです。
もちろん、その中には通訳・翻訳業務や事務的な業務も含まれてきますが、それは採用の一番の目的ではありません。
母国の人々の文化や生活習慣、嗜好性を知っている留学生が、母国へ出張して営業をすることで、 お客様に良い提案ができる。
外国人（日本人社員）が売りに来るより、同じ国の人（留学生）が売りに来たほうが、お客様との信頼関係が作りやすい。
このような効果を期待して、企業は留学生採用へと動きます。
私たちは、面談で「貿易事務」「通訳・翻訳」を希望する留学生に対して、
「営業の仕事はどうですか？興味はありますか？」 と聞きます。
「あ、もちろん営業も興味あります。挑戦してみたいです。」
という留学生もいますが、
「営業はちょっと･･･。私は押しが弱いので、自分の性格には合わないと思います。」
「営業は自信がありません。ノルマとかあるんですよね？」
という留学生もいます。
営業＝厳しい、きつい、つらい、ノルマがある、というイメージが強いようですね（日本人学生も同じです）。
ただ、実際には、営業はビジネスの最前線でお客様と接する仕事であり、相手を知り自分（自社）を知る ための重要な仕事です。
しっかり自分の頭で考え、伝わる言葉を選んでプレゼンもします。
比較的すぐにお客様からの 反応があるので、それをもとに、すぐに次の改善・提案に移る必要もあります。
PDCAのサイクルが早く、自分も早く成長できるのが営業職の魅力です。
どうやったら、留学生に営業職の醍醐味、魅力、おもしろさを伝えられるだろう。
そう考えた私たちは、「営業」をテーマに留学生向けセミナーを開催しました。このセミナーの様子は、次回の記事でお伝えしますね！
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