私のフェミ時代の黒歴史を晒す
私はかつてフェミニストであったが、いろいろあってアンチフェミニストに転向した。これで私はもう二度とフェミニストにはならない。そう思っていたが、フェミニズムの根深さはこれで終わりではなかった。
自称「アンチフェミニスト」となった後でも私はフェミ的な思想を自然に持っていた。その理由は女性には元々フェミ的な性質があるからである。
今でもフェミ性は持っていると思うが、当時に比べれば少しはフラットな視点で考えることができているように思われる。
そこで、私が自称フェミニストだったとき、自称アンチフェミニストだったときのフェミ的な言動を、恥を忍んで紹介することにした。フェミニズムは多くの女性が陥りやすい思想であるので、他山の石として頂けるとありがたい。
日本が男尊女卑社会であると本気で思っていた
これはメディアのせいもあるだろうが、メディアの言うことを頭から信じた私に責任がある。日本が男尊女卑社会であると言いつつも実態は女尊男卑社会であることは少し資料を漁れば明らかだ。
私にまだ救いがあったのは、明らかな男性差別の資料を見せられてそれまでの「日本は男尊女卑社会である」という固定概念を崩す姿勢を見せたことかもしれない。
フェミニズムが「男女平等思想」だと思い込んでいた
知っての通り、フェミニズムは女権拡大主義であり、ミサンドリーを内包している。
このようなフェミニズムの歴史を知らずに無邪気に「フェミニズムは男女平等を求めるもの」であると考えていた私は非常に浅はかであった。
性的な創作物は性犯罪を引き起こすと思っていた
無論そんな事実はない。
むしろ皮肉なことに、日本のように表現規制が緩い国の方が性犯罪の件数は少ない。
これはフェミニストが巧妙に事実と虚偽とを混ぜてそれっぽい言説で塗り固めたせいで騙されたのだが、このようなものを鵜呑みにする私の危機管理能力のなさには我ながら呆れる。
ツイフェミ叩きに明け暮れていた
別にツイフェミを叩いたところで何の意味もない。むしろツイフェミの矛盾をあげつらうことで却ってフェミニズムの神格化が激しくなることもあるし、単純にレスバが広まるとそれだけ多くの人に広がる。私がツイフェミ叩きをしていたことで誰かが「真のフェミニズム」を信仰するのを後押ししていたかと思うとぞっとする。
「まともなフェミニスト」がいると思っていた
フェミニストにまともも何もない。表面的にはまともに見えても本質は同じだ。「まともなフェミニスト」と「過激なフェミニスト」の違いはいうなれば胃がんとすい臓がん(この喩えの元ネタは魔色氏)くらいの違いであり、どちらも癌であることに変わりはない。
女性管理職に出産予定を聞くのはセクハラだと思っていた
既に述べたことがあるが、管理職に限らず仕事を抜けられるとその穴埋めをしなければならない。それにも関わらず、出産予定を聞くのがセクハラとなってしまうのであれば、女性を最初から雇わないのが最善ということになる。
自称アンチフェミニストだったにも関わらず個人的な感情で「セクハラだ」と感じた当時の私は実にフェミ的であった。
女性の就労支援をすべきと考えていた
女性を雇うことで、妊娠出産で穴を開ける、すぐにセクハラと訴える、といったデメリットが生じるのは明らかだ。それにも関わらずアファーマティブ・アクション等で女性を一定数雇わなければならない。そうなれば女性を邪険にしたくなるのも当然だろう。私はこの事実を前に聞かされていたにも関わらず就労支援について考えるときにはすっかり頭から抜けてしまった。恐らく認知機能の狭さ故に他の立場のことを広く考える能力に欠けているが所以だろう。
かつての「保守的」な日本が女性にとって非人道的だと思っていた
仮に非人道的なら、男性がいわゆる3K職を選び過労死したり労災事故で亡くなったりするのが多いのはもっと非人道的であろう。過労死や労災事故死は妊娠出産による死亡よりずっと多いのだから。
むしろ女性は守られていると言った方が適切だろう。
男女平等が良いものと無邪気に考えていた
フェミニズム的男女平等が実際には男女平等ではないのは当たり前だが、そうではなくここでの男女平等とは「本当の意味での男女平等」ということだ。
そもそも男女は体の構造も脳の仕組みも全く違う。染色体は性染色体Yがあるかないかの違いなのだが、このY染色体が大きな役割を果たしている。これにより性差はあたかも違う生き物であるかのような大きな差となっているのだ。
つまりこの差を無視して「平等」など不可能に決まっている。「平等」というと良いことのように聞こえるが、「なぜ平等でなければならないのか」というところまで考えなければその思想はカルトと同じである。
自分の中のフェミ性を撲滅する
既に述べたが、フェミニズムはウイルスのようなものである。フェミニズムはウイルスにように爆発的に感染し、社会全体を滅ぼす。
女性であれば特にフェミニズムというウイルスに感染しやすいので、一層気を付ける必要がある。
フェミニズムが悪であることが広まり、フェミニズムという名のウイルスのパンデミックも収束してくれることを願いたいものだ。