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シンガポールでSTAY@HOME 1月29日(日)通算1028日目 イエロー(DORSCON)279日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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1月29日(日)通算1028日目 イエロー(DORSCON)279日目日

 昨晩バスに乗ると、車掌に「明けましておめでとう!」と英語と中国語で挨拶されて驚いた。普段、シンガポールでバスの運転手が何か言葉を発することはなく、アナウンスも録音されたものを流す上に、日本のような「発車します」といった声かけもないからだ。挨拶に話を戻すと、春節の連休自体は終了してしまったものの、春節の時期がしばらく続くことは知っている。こちらも同じように挨拶しつつも、他の所ではしなかったなと自分の行動が頭をかすめた。ちなみに、インターネットで調べたところ、15日間は春節の期間になると思う。

 挨拶されて嬉しい気分になっていると「これを書いてくれませんか?」と、何かの紙を差し出された。見てみると、フィードバックを書く紙になっている。ポストに投函する仕様で、バスを運行する会社に届くシステムのようだ。バスに乗っている時間は短いため、その間に書き上げる必要があったら断っていたと思うが、後から落ち着いて書けるなら問題ないので引き受けることにした。

 当地に暮らし始めて結構な月日が経ったが、今までバスでフィードバックを送って欲しいと頼まれたことはなかった。また、自分から書こうとした記憶もない。正確に言えば、そういった紙が存在することは想像できても、実際に目にしたことすらなかったような気がする。急に頼まれたのは偶然なのか、それとも何か事情があるのだろうか。つい、新型コロナウイルスの流行の長期化でルールを守らない客が増えてきていることと関係があるのかもしれない、と思ってしまったが、それと関連付けるのは早計だと頭の中で打ち消した。結局、もっともらしい理由は思い当たらない。それでも、良い車掌に巡り合えたことはしっかり言葉にして感謝しようと思う。


去年(2022年1月29日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年1月29日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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