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シンガポールでSTAY@HOME 8月17日(火)通算498日目 フェーズ2強化版(2回目)の27日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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8月17日(火)通算498日目 フェーズ2強化版(2回目)の27日目

 少し前のことだが、前に住んでいたマンションの前を通ると、建物の前には大きな工事用の塀ができており、接地している道路では大々的な作業が行われていた。暮らしていた頃から、地下鉄の工事が開始されると耳にしており、それも理由の1つとして今の家に引っ越したことは覚えている。ただ、想像していたよりも遥かに大がかりな工事で、引き払っておいて本当に良かったと改めて思った。

 もしも今、その家で暮らしていたら、工事の音でずっと家に居ることはかなり厳しかっただろう。昨年のサーキットブレーカーだけなら耐えられたかもしれない。しかし、5月のフェーズ2強化版のように、感染状況次第では、再び昨年の4月頃のような生活に戻ることがある。そういった場合、きっと長期の在宅に耐えられなくなり、結局どこかの時点で引っ越そうと思っていたような気がした。そういった人は当地で多いのか、在宅中によく近隣から工事の音が聞こえる。日本とは異なり、新居で住み始める前にリノベーションすることが当地では一般的だ。

 家に居る時間が長い分、今の環境を当然だと思ってしまいがちだが、偶然かつての家の前を通ったことで、有難い限りだと再確認する出来事だった。いつか工事が終わったら、どのように変化したのか、かつて暮らしていた家の辺りに足を運んでみたい。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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