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シンガポールでSTAY@HOME 9月14日(木)通算1256日目 グリーン(DORSCON)214日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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9月14日(木)通算1256日目 グリーン(DORSCON)214日目

 近所の地下鉄から続く通路に、お気に入りのストリートミュージシャンが時折現れる。新型コロナウイルスの流行が始まってから約2年は、規制もあってか全く見ない時期があった。もしかしてどこかへ引っ越してしまったのかもしれない、と思っていたが、ここ1年程は再び見かけるようになっている。

 日本ではあまり見かけないアコーディオンのストリートミュージシャンで、ジャズの演奏が多い。技術がある上に地下通路の反響と相まって、シンガポールでも昔ながらの趣を残す下町の駅を歩いているだけなのに、ヨーロッパの都会に居ると勘違いしそうになるレベルだ。当地には時折路上で演奏する人が居るが、個人的にここまで楽しい気分になれるのはこの人だけだ。

 最近はアコーディオンだけでなく、鍵盤ハーモニカも吹いている。理由を尋ねてみたところ「色々な楽器を試したい」とのことだった。ピアニカといえば、その昔学校の音楽で習った記憶があるが、それほど楽しいと思った記憶はない。音も、別段好きではなかった。しかし、この人の演奏を聞くと、当時の自分の認識が浅かったことを痛感せずにはいられない。今更鍵盤ハーモニカを買うつもりはないものの、楽器を生かすも殺すも奏者なのだと痛感する。

ストリートミュージシャンのDuraniさん。


去年(2022年9月14日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年9月14日)の記事はこちら↓

3年前(2020年9月14日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。







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