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シンガポールでSTAY@HOME  6月5日(土)通算425日目 フェーズ3の160日目 (続フェーズ2強化版の21日目)

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入していましたが、感染者数や変異株があること等から、5月16日より外食ができなくなり、在宅勤務が基本に変更されました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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6月5日(土)通算425日目 フェーズ3の160日目 (続フェーズ2強化版の21日目)

 毎週土曜日の恒例行事となりつつある、市場への買い物に出掛けてきた。屋根はあるものの、エアコンの効いた建物の中よりも圧倒的に風通しがいいこともあり、現在のフェーズになってからは市場以外にほとんど行っていない。相変わらず買うことができていない、塩こうじのようなシンガポールでは馴染みの薄い物は売られていないが、新鮮で味も濃いように感じる野菜が豊富なのは嬉しい限りだ。

 鉄分補給の意味も込めて、ほうれん草を買おうと店の人に尋ねると、2種類を差し出してくれた。どちらがおすすめか尋ねたところ「今日の間に調理する? しないなら、この野菜は痛みやすいら、また今度の方がいいよ」とのアドバイス。もしもスーパーに行っていたら、絶対に得られない言葉だ。もちろん、スーパーにも営業時間が市場よりも圧倒的に長いという利点があり、一概にどちらかが良いと言えるものではない。しかし、野菜を選ぶときに助言をもらったことはなかったため、非常に印象的な出来事だった。

 市場は今まで、マコモダケの時期にしか行かない場所だった。しかし、今後は普段の買い物の場として、足繁く通うだろう。それはきっと、新型コロナが過去の事になる頃でも、変わらないように思える。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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