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シンガポールでSTAY@HOME 3月17日(水)通算345日目 フェーズ3の80日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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3月17日(水)通算345日目 フェーズ3の80日目

 日系のスーパーで、10枚入りの大葉が大体160円位で売られていると思わず買ってしまう。日本に居る頃から好きではあるが、シンガポールでの生活が長くなるにつれて好きの度合いも増しているように思う。

 シンガポールには複数の民族が暮らしており、それだけに色々な食文化がある。しかし、大葉を食べたがるのは日本人だけのように感じる。一度、韓国スーパーで大葉に似た葉で作られた辛い漬物を買ったことがあるが、エゴマの葉であって大葉ではなかった。その他の中華やマレー、インドは大体において大葉の香りを上回るパンチをオイルや香辛料で演出していることを考えると、どこも使いたがらない印象だ。

 そのせいだろうか、大葉を食べると大した料理でなくても、すごく良い和食を食べているような気持ちになるのだ。大袈裟に言えば、日本人であることを実感する。それだけに、大葉が手に入る度に、どうやって食べようか悩む。大葉の風味を壊すような料理はできないし、大量にある訳ではないから、1枚1枚の風味が際立つようにしたいからだ。加えて、あまり長く置き過ぎると傷んでしまうため、調理法の決断を悠長にすることもできない。結局、無難に刺し身と食べたり、肉と一緒に食べたりすることが多いが、もっと色々な方法を試してみたいというのが本心だ。次は使うレシピを決めてから、大葉を買ってみようか。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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