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シンガポールでSTAY@HOME 7月15日(土)通算1195日目 グリーン(DORSCON)153日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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7月15日(土)通算1195日目 グリーン(DORSCON)153日目

 少し前に音楽ユニットYOASOBIの「アイドル」という楽曲が、アメリカのビルボードで首位を獲ったそうだ。この曲がアイドルをテーマにしたアニメのオープニングとして使われており、本編共々人気なのは知っていたが、まさか日本語を母国語としない所でも人気だとは思わなかったため、かなり驚いた。ただ、変わった曲調なので、メロディーラインが国内外問わずに気に入られたのかもしれない、とも考えていた。ちなみに個人的には耳にしたことはあったものの、YOASOBIなら別の曲の方が好きかな、という感想を持っていた。しかし、それが覆る動画を発見してしまった。元々アイドルで現在歌手として活動している鈴木愛理さんが、同曲をカバーしているものだ。

 YOASOBIが話の世界観を紹介するように一歩引いた位置から総括的に歌っているのに対して、鈴木さんの歌い方は、曲中に出てくる「天才的なアイドル様」自身がアイドルとしては表に出せない気持ちも含めて、自分の心情を歌っているように聞こえるのだ。正直、同じ曲がここまで違って聴こえるのか、と驚いた。あまりにびっくりしたので、他のカバーを調べてみると元ジャニーズの手越祐也さんや、有名な歌い手が動画をアップしている。

 全部を視聴した訳ではないが、全員解釈が異なっている気がした。ちなみに手越さんのは、アイドル自身が歌っている点は鈴木さんと同じだったが、本心を吐露するような歌詞も実は本音ではなくアイドルとして求められる役割の中で言っているだけ、という風に聞こえる。他にも、アイドルの子ども視点で歌ったのだろうと思われるものや、アイドルの熱狂的なファンが歌っているように聞こえるものもあった。どれも私の感想なので、正しくないかもしれないが、ここまで同じ曲が違って聴こえる経験は初めてだっただけに新鮮だ。

 ここ数年、家に居る時間が伸びて今まで以上にYouTubeを観る頻度は増えているものの、結構早送りすることも多く、必要な情報をパパっと探すことに終始することも多い。しかし、今回のように同じはずの曲が違って聴こえるような経験ができるなら、動画をゆっくりと楽しむのも良いな、と今更ながら感じている。

YOASOBIの歌はこちら↓

鈴木愛理さんの歌はこちら↓

 

去年(2022年7月15日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年7月15日)の記事はこちら↓

3年前(2020年7月15日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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