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シンガポールでSTAY@HOME 1月22日(日)通算1021日目 イエロー(DORSCON)272日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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1月22日(日)通算1021日目 イエロー(DORSCON)272日目

 昨日は春節の大晦日だったので、母と相談して新しい寝間着や下着を下ろすことにした。以前働いていた職場で、私も同僚から聞いたのだが、この時期には全身真新しい物を着るらしい。日本で元旦として知られている1月1日でも、そういった風習がないため、今まで特に何もしてこなかった。ただ偶然にして改めて買わなくても、新しい年を迎えるに相応しい最低限の衣類は手元に揃っている。新品の衣類のため、一度洗うという段階は挟むが、基本的に準備が要らないことも手伝って、今年は伝統的な旧正月に習うことにした。

 新しい服をおろすと、それが単なるパジャマであっても素直に嬉しい。購入してから日が経過しているため、すっかり存在すら忘れかけていたが、ポールアンドジョーとユニクロのコラボで可愛らしい猫の柄がプリントされているとなると、尚のことテンションが上がる。人生において春節を意識しながら生活し始めて、まだ日が浅いと自覚があっても、それは変わらない。

 ふと新しいパジャマを身に着けながら、新型コロナウイルスの流行が開始になってから、新品の服に以前ほど価値を見出していなかったことに気づいた。感染症予防の観点から、どこで購入した服も、必ず一度水を通してから着るようにしていることもあり、近頃の私の中では新しい=面倒な作業が強いられるもの、というイメージが強かったのだ。

 しかし、今回中華圏の文化に則って新しい服をおろすことで、背筋が伸びる気分を味わうことができた。いつでも同じ気分とは言えないとは思うものの、この気持ちは大切にしながら今後1年を過ごしたい。




去年(2022年1月22日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年1月22日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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