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シンガポールでSTAY@HOME 9月28日(水)通算905日目 イエロー(DORSCON)156日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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9月28日(水)通算905日目 イエロー(DORSCON)156日目

 先日、ネットサーフィンをしていて偶然、27〜30日の間にシンガポールでジュエリー展が実施されることを知った。調べてみると、誰でも入場できる訳ではなく、ジュエラーやジュエリーデザイナー等、宝石に関係する仕事をしている人のみらしい。幸いにして、メディアはその限りではなかったため、私は登録して入ることができた。

 事前に調べていた時点で、ウェブサイトにアジア最大と書かれており、非常に大規模なことは知っていたが、想像以上だった。各ブースに番号が振られていても、混乱しそうなレベルだ。ちなみに日本、インド、スリランカ、タイなど約30カ国から参加しているようだ。加工する前の宝石や指輪やネックレスだけでなく、研磨する器械や輸送に使う箱等も展示されており、ジュエリーに関係する物は全て揃いそうな印象だ。

 宝石を見ていると声を掛けられるものの、最初の内はどう返したらよいのか分からなかった。巷の店なら値段を聞くところだろうが、それをすると変な顔をされるのだ。試しに他の客を見ていると、値段を尋ねる前にショーケースから出してもらった石をじっくりを観察している。なるほど、これが必要なのか。早速真似をしてみると、店員の反応が変わった気がしたので、やはりジュエリー業界では最初に観察するのが普通のようだ。また、店ごとにラインナップがある程度決まっているため、店頭に見当たらない石の名前を挙げると「そんなもん扱う訳ないだろ」といった表情になることも分かった。どの店も、商品に自信を持っていると感じる。
 
 折角メディアとして中に入ったので、出展者から話を聞いてみた。スリランカから出店している所で、手彫りの宝石や、加工したジュエリーを販売していた。宝石は中に蓮のような花が見えるようデザインされており、技術の高さが伺える。ジュエリーに加工する際も、高い技法が使用されているとのことだ。加工技術の発達や今後の世代に伝えていくことに対しても、意欲的だと感じられる。

 また、個人的に面白かったのは宝石が加熱と非加熱で分類されていたことだ。店頭での話しやインターネットで調べた印象だと、発色が良い物の多くは加熱処理が施されているようだ。ジュエリーショップに並んでいる石の名前が気になったことはあっても、処理法を意識したことは今までなかった。これからは、見る観点が増えそうだ。

 今回、参加できたことで新しい知識も増え、本当に良い時間を過ごせた。折角、新型コロナに関する政策が緩和されてきているのだから、何かしらのイベントにまた行ってみたい。

参考文献
Jewellery & Gem WORLD Singapore「Home 」(2022年9月28日15時40分閲覧)
Home - Jewellery & Gem WORLD Singapore (jewellerynet.com)


入口付近に設置された看板


会場の様子



話を伺ったスリランカから出店されているJA gemsとCeylon jewelryの共同ブース


JA gemsとCeylon jewelryの共同ブースで販売されている、花のようなカットが施された宝石


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去年(2021年9月28日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年9月28日)の記事はこちら↓

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