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シンガポールでSTAY@HOME 5月17日(水)通算1136日目 グリーン(DORSCON)94日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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5月17日(水)通算1136日目 グリーン(DORSCON)94日目

 少し前のことだが、シンガポール人の知り合いに「この国の料理で何がお気に入り?」と尋ねられた。当地での暮らしも長くなってきたが、実を言うとこの質問には毎度困る。もちろん、ガイドブックに載っているようなチキンライスやチリクラブは好きだ。ただ、チキンライスは何となく素人っぽい気がするし、チリクラブは普段から食べるイメージはない。どういった料理を答えたら、玄人っぽい上に普段から食べていそうな雰囲気が出るのか悩んでしまうのだ。

 答えに窮する時点でお察しだと思うが、普段はあまり当地の料理を食べない。味付け自体は、美味しい物も多くて好きだ。ただ、油をよく使っていることが多く、カロリーを気にすると食べづらい。特にここ数年は、家に居る時間が伸びて運動量が落ちた。その結果、油分に対して以前よりも意識せざるを得ない状況になり、食べる回数が元々多い方ではなかったと思うが、それが一層減ったのだ。

 有難いことにシンガポールには、日本の食材や調味料が沢山輸入されている。そのため、やろうと思えば、日本とほぼ同じ食事のみで過ごすことは可能なはずだ。しかし、それは何となく格好悪い気がする。その一方で、カロリーも気になる。両立を図りたい私に、最近最適な料理を見つけた。それは、魚のすり身を丸めた日本のはんぺんに似たフィッシュボールと豚ひき肉のスープだ。少量加えられたセロリがさっぱりとした後味を演出している点が、特に気に入っている。

 どういった出汁の取り方をしているのか不明だが、むくみにくいのも嬉しい。私がスープや味噌汁を作ると翌日は必ず手がゴワゴワするため、汁物を食べても体内水分に変化がないのは本当に有難いのだ。折角シンガポールに居るのだから、試せる範囲で当地の料理を今後も試していきたい。

フィッシュボールと肉団子の入ったスープと辛い麺のセット。スープの正式名称はTeochew fishball soupと言うそうだ。


去年(2022年5月17日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年5月17日)の記事はこちら↓

3年前(2020年5月17日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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