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シンガポールでSTAY@HOME 7月5日(水)通算1185日目 グリーン(DORSCON)143日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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7月5日(水)通算1185日目 グリーン(DORSCON)143日目

 様々な料理の店舗が並ぶフードコートでは、いつの間にか違う店に変わっていることが時折ある。先日も眺めていると、見覚えのないものを発見。近寄ってみると、辛い野菜炒めのような料理である麻辣火鍋の店だった。

 昔勤めていた会社の近くのショッピングモール内にも、麻辣火鍋の店があり、時折同僚と食べにいっていた。辛い物全般が好きなこともあって、私も気に入っていたが、会社を辞めてからどこで食べられるのか分からず、長らく出会えていなかったのだ。久々の再会に嬉しくなり、注文することにした。

 麻辣火鍋は、自分で好みの野菜や肉を皿に自分で盛り付けるスタイルだ。この時点では調理はされておらず、店の人に具材を乗せた皿を渡すと計量してくれて、価格が決まる。沢山乗せたらその分値段が上がる、という分かりやすい仕様だ。野菜は様々な物が並んでいるため目移りしてしまうが、昔の記憶を手繰り寄せてレンコン、茄子、ブロッコリー、豚肉などを入れて手渡した。ちなみに辛さは選べるので、真ん中にしておいた。

 少しすると調理が終わったとのことで、カウンターへ向かう。皿の中を見ると、全体的に赤色でいかにも辛そうな料理が鎮座していた。席に運び、わくわくしながら早速食べてみると、口に懐かしさが広がる。それと同時に、あの頃の同僚はどうしているだろうか、とふと思う。新型コロナウイルスの流行が始まる数年前に、会ったのを最後にメッセージのやりとりしかしていない。連絡が取りづらいのは感染症だけが理由ではないが、また会いたいなと思った。


去年(2022年7月5日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年7月5日)の記事はこちら↓

3年前(2020年7月5日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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