見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 12月27日(水)通算1359日目 グリーン(DORSCON)317日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
―――――

12月27日(水)通算1359日目 グリーン(DORSCON)317日目

 少し前に祖母が、とある雑誌の表紙を見てがん検診は意味がないらしいよ、と話していた。読者が購買意欲をそそられる見出しにするのは、雑誌の性質としては普通だ。しかし、その内容には賛同しかねる。思わず雑誌名を尋ねると、以前にも新型コロナウイルスに関する内容で、問題になったことがあったと記憶のあるものだった。

 正直、嘘の情報や不安を煽動する内容を雑誌に乗せないで欲しいと思う。その一方で、表現の自由や報道の自由は守られるべきだとも考えている。この2つは、両立するのだろうか。個人的には、その境界線がはっきりと見えていない。中にはくっきりと判断が付いている人も居ると思うので、羨ましい限りだ。ちなみに現時点では、どのような報道があっても、それを精査できる力を個々人が持つことが重要なのではないか、と考えている。

 インターネットの普及で、怪しいと思う情報に触れることも、それを確認することもできるようにはなった。多分、出版物しかない頃よりも、真偽を確かめる回数は増えているのだろう。一人ひとりが自分の意見を構築できる良い時代になったとも言えるかもしれないが、与えられるものを鵜呑みにできない分、かつてよりも労力は増えたと言えそうだ。


去年(2022年12月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年12月27日)の記事はこちら↓

3年前(2020年12月27日)の記事はこちら↓

―――――
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?