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シンガポールでSTAY@HOME 12月19日(月)通算987日目 イエロー(DORSCON)238日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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12月19日(月)通算987日目 イエロー(DORSCON)238日目

 この間友人と会ったとき「最近、バスでマスクしていない人が居るよね」と、困った表情をしていた。私もそれなりにバスや電車を利用するが、うっかり忘れていて途中で着用する人は居ても、断固としてつけない人は見た覚えがない。

 日本では何のルールがなくても、多くの人がマスクを着けていると思う。ただ、シンガポールはそれぞれの持つ背景が異なるためか、公共交通機関及び病院では着用が法的に義務化されており、違反した場合には罰もある。記憶違いでなければ過去には、法廷で争った人も居たはずだ。シンガポールのバスや電車でマスクをしないのは、非常に危険な行為だと言える。

 友人の見間違いではないかと思ったが、どうもバスの車掌から見えない位置に座って、ずっと外したままだったらしい。友人がその人のことを見ても素知らぬ顔だったそうで、視線の意味に気づいていたのに無視していたのなら、意図的ということになる。

 新型コロナウイルスの流行も長くなって、いい加減なことを考えている人も居るのだなと思っていたら、昨晩のバスで私もそういった人に遭遇した。おまけに、スマホで通話している。私の後ろの席からよく声が聞こえると思って振り返ったら、顎マスクだったのだ。本人に指摘する勇気はないので、遠い席に移動して事なきを得た。

 シンガポールは以前から「良い都市」と「罰金が多い都市」という2つの意味をかけて、ファインシティと呼ばれることがある。多民族が暮らす上で必要なのだと思っていたが、それでも守らない人は存在するようだ。

参考文献
The Straits Times「’Sovereign’ Briton who refuse to wear mask on MRT deported」(2022年12月19日15時24分閲覧)
'Sovereign' Briton who refused to wear mask on MRT deported | The Straits Times
The Straits Times「’Sovereign’ citizen accused of failing to wear mask found to be fit to follow court proceedings」(2022年12月19日15時27分閲覧)
‘Sovereign’ citizen accused of failing to wear mask found to be fit to follow court proceedings | The Straits Times


去年(2021年12月19日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年12月19日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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