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シンガポールでSTAY@HOME 5月1日(月)通算1120日目 グリーン(DORSCON)78日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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5月1日(月)通算1120日目 グリーン(DORSCON)78日目

 シンガポールは今日が3連休の最終日なのに対して、日本はゴールデンウイーク中に存在する平日のため、少し変な感じがする。今日は休暇に絡めた記事の内容にしようと思っていたのだが、昨日書いた5~11歳の接種率の話がどうも気になる。ふと、日本の割合を調べてみることにした。ちなみに、データを見る前の時点での予測としては、日本の方が多くて約6割位が3回打っていると考えていた。

 しかし、実際に3回完了しているのはシンガポールの28%を圧倒的に下回る8.7%。集団生活を送る必要があるのに、10人に1人も打ち終えていないのは、衝撃的だった。中には中学受験や大会等、何かしらの本番と呼べるものに向けて体調を整えたい子どもも居るであろうに、無防備なまま生活しているらしい。もちろん、試験会場や大会の運営といった組織も、感染には十分注意を払っているとは思うが、自衛できる部分は各々が保護者と共に策を講じていると思っていたのだ。確かに老人よりは重篤になりにくいものの、軽視できるレベルではなかったはずだ。事実、日本小児科学会は5~17歳の接種を推奨している。

 大人がワクチンで防衛している中、子どもは丸腰で大型連休を過ごし、その上様々な所に行ったであろう同級生と今日明日会う。私が親だったら不安なので絶対に打たせたいのだが、それは子どもが居ないから言えることで、実際の親は違うのだろうか。

参考文献
首相官邸「年齢階級別接種実績」(2023年5月1日16時24分閲覧)
nenreikaikyubetsu-vaccination_data.pdf (kantei.go.jp)
日本小児科学会「5~17歳への小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」(2023年5月1日16時26分閲覧)


去年(2022年5月1日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年5月1日)の記事はこちら↓

2年前(2020年5月1日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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