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紫陽花の花束 6月13日(木)通算1528日目 グリーン(DORSCON)483日目

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6月13日(木)通算1528日目 グリーン(DORSCON)483日目

 朝の繁華街を歩いていると、花束を持った人とすれ違った。夕方や夜なら時折見かけるが、午前中というのは珍しい。思わず目で追うと、全体的に白色で統一されていた。何の目的の物かは分からないが、メインに入っている紫陽花が目を惹く。花束といえば薔薇のイメージが強いだけに、敢えて代表格の花を使わない仕上がりは印象的だった。

 日本では梅雨が迫るこの時期の花として、カレンダーに添えられたイラストを含めて、様々な所で見かけるが、シンガポールではそれほど一般的ではない。時折花屋で売られてはいるものの、日本のように住宅街の一角で見ることもないので、正直なところ認知度は低めではないかと思う。

 花束に話を戻すと、色とりどりの花を入れるのではなく、白を基調としたそれは凛とした佇まいがあった。花束を手にしていた人かフローリストなのか、誰のセンスか不明ではあるものの、こういったものを粋と呼ぶのだろと感じた。

 しかしインターネットで調べてみると、白い花は当地で葬儀にも用いる場合があるようだ。私がすれ違った人が、何の理由で持っていたか前述の通り不明ではあるものの、どうか悲しくない理由であってほしい。

 個人的に花を贈る機会は、そう多くない人生を送ってきた。世の中には悲しいシチュエーションもあることを考えると、花代を出すチャンスが少ないのは、必ずしも悪いことばかりではない。ただ、いい機会に次恵まれたら素敵なものを贈りたいものだ。


国土交通省のウェブサイトでは、交通や物流に関しての情報が得られるリンクを貼っている。↓(2024年1月2日10時27分閲覧)


去年(2023年6月13日)の記事はこちら↓

一昨年(2022年6月13日)の記事はこちら↓

3年前(2021年6月13日)の記事はこちら↓

4年前(2020年6月13日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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