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シンガポールでSTAY@HOME 11月30日(水)通算968日目 イエロー(DORSCON)219日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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11月30日(水)通算968日目 イエロー(DORSCON)219日目

 少し前に、ずっとかぎ針で編んでいたストールが完成した。確か元々は新型コロナウイルスという名前を聞き始めた頃に、母のリクエストで作り始めたはずだ。大体3年位かかった計算になるが、毎日編んでいた訳ではない。長らく放置していた期間があると言った方が正しいため、実際の作業期間は圧倒的に短いはずだ。長期にわたって放置していたのは、新型コロナウイルスの流行で作っても外出にはきっと違う衣類を持っていくだろうという想像があったからだ。

 結局流行は未だに収まっていないが、もうすぐクリスマスになるので、仕上げてしまうには良い時期だろうと考えて完成させた。母は当初外出に持っていくことに抵抗感を示していたものの、ここ3年の間に変化した生活様式にも慣れたのか、先日出かけた際に早速使ってくれていた。

 作る前に用途や目的を明確にしておかないと、後で謎の物が完成してしまうことは多いが、編み物は楽しい。自分の手の中で徐々に形が出来てくる過程も楽しい上に、複雑な模様や編み図を参考にしていると、余計なことを考え過ぎずに済むのも良い点だ。そういえば、新型コロナウイルスの流行が始まった当初に手芸用品店に行ったら、糸や毛糸が棚から消えていた覚えがある。長くなる在宅時間に、何かを作ろうと思った人が多かったのだろう。家に居る時間は以前より減少してきているが、今でも編み物を好んでいる人はどの程度いるのか、ふと気になった。


編み終えた三角形のストール。結ぶための紐が付いている。

去年(2021年11月30日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年11月30日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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