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根掘り・葉掘り・茶堀りー紅茶探訪ー

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現在は主に、シンガポールの紅茶ブランドTWGの紅茶を取り上げています。 10の倍数に当たる回では、スーパーにも卸しているブランドも含めて飲み比べなど、普段とは異なる記事を掲載して… もっと読む
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#いちご

春と言えば、やっぱりいちご! ストロベリーフレーバーの紅茶を飲み比べてみた

春と言えば、やっぱりいちご! ストロベリーフレーバーの紅茶を飲み比べてみた

 春の果物いちごは、菓子や茶葉の風味付けにも使われている。今回は、TWGだけでなく、日本の紅茶ブランドルピシアも含めて、飲み比べを実施した。

 今回取り上げたのは、TWGの1837 Black Tea(1837 ブラック ティー)、同じくTWG のValentine Breakfast Tea(バレンタイン ブレックファスト ティー)、ルピシアのロゼ・ロワイヤル、そしてディルマのセイロンにドライ

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Valentine Breakfast Tea(バレンタイン ブレックファスト ティー)―愛の囁きにはバラ科の花を。

Valentine Breakfast Tea(バレンタイン ブレックファスト ティー)―愛の囁きにはバラ科の花を。

 今日2月14日は、バレンタインデーだ。日本ではチョコレートの印象が強いため、あまり紅茶に意識が向く人はいないかもしれない。しかし紅茶ブランドTWGには、バレンタインの名前が付いた紅茶が存在する。当日ではあるが、選択肢の1つになればと思うのでValentine Breakfast Teaを紹介する。

 袋を開けると、いちごのような香りが広がる。今までに取り上げた中では、Strawberry T

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London-Singapore Tea(ロンドンーシンガポール ティー)―変化球を覚えたイチゴ

London-Singapore Tea(ロンドンーシンガポール ティー)―変化球を覚えたイチゴ

 最近、Strawberry Tea(ストロベリー ティー)やOrange Tea(オレンジ ティー)を取り上げながら、心のどこかで食事に合わせにくいことが気になっていた。もちろん、フルーティーで美味しいフレーバーだ。しかし、サンドイッチとスイーツを両方楽しもうと思うとサンドイッチに別の紅茶を淹れるか、あまり合わないことを承知の上で飲む以外の選択肢がなかったのだ。本当は、できるなら両方に合う茶葉を

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Strawberry Tea(ストロベリー ティー)―瑞々しい苺を頬張る

Strawberry Tea(ストロベリー ティー)―瑞々しい苺を頬張る

 春と言われて、何を連想するだろうか。人それぞれだと思うが、1番は桜、その次位に苺を思い浮かべる人も居るのではないかと推測する。今回は苺の風味が楽しめるStrawberry Teaを紹介する。

 以前記事にしたCoconut Teaと同様に、いくつかのフレーバーを組み合わせるのではなく、1つの風味だけで作られた茶葉だ。複合的な味わいが楽しめるミックスされたタイプとは異なり、苺だけを心ゆくまで堪能

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Singapore Surprise Tea(シンガポール サプライズ ティー) ―スイーツの傍らで大活躍する苺

Singapore Surprise Tea(シンガポール サプライズ ティー) ―スイーツの傍らで大活躍する苺

 2021年最後に紹介する茶葉は何がいいか、結構悩んだ。まだ記事にしていない紅茶はいくつもあるが、年末であることを踏まえると、どれも違うような気がしてしまうからだ。色々と考えた結果、TWGがシンガポールの紅茶ブランドであることから、シンガポールの名前が付いた茶葉であるSingapore Surprise Teaを選ぶことにした。

 シンガポールの名が入っている茶葉はいくつか存在するが、「Lond

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