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随筆家:白洲正子

今回は随筆家の白洲正子(しらすまさこ)を紹介します!

1.どんな人だったの?

白洲正子(1910年-1998年)は東京生まれで、読売文学賞を二度受賞した随筆家です。

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(参照:https://buaiso.com/about_buaiso/masako.html

樺山伯爵家の次女として生まれました。4歳で能を習い始め、14歳の頃、女性として初めて能舞台に立ちました。

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(参照:https://buaiso.com/about_buaiso/masako.html

その後、アメリカに留学し、ハートリッジ・スクール(ニュージャージー州の女子校)を卒業。帰国後に実業家の白洲次郎と結婚。

骨董や日本古典等日本の美を愛した彼女は、数々の随筆・作品集・ビジュアルブックを残しました。随筆『能面』『かくれ里』でそれぞれ読売文学賞を受賞しています。「韋駄天お正」のあだ名が付くほどあちこちに足を運び、紀行文も数多く残しています。


2.もっと知りたい方へ

人生について

著作について


3.隊員からのメッセージ

明日少女隊で白洲正子さんとして活動しているメンバーに、お名前を選んだ想いを聞いてみました。デザインの仕事をしながら、アーティストとしても作品を制作している方です。アート界のセクハラに問題意識を持ち、明日少女隊に入隊したと言います。

「女人禁制だった能の舞台に女性として初めて立った事からもわかるように、社会で主流の考え方がどうであっても、自分の意思を貫く(という白洲正子の)姿勢に尊敬の念を込めてお名前をお借りしています。」

「余談ですが、パートナーは白洲次郎さんで、彼は反戦団体に入って反戦活動していました。そういった方がパートナーである点も素敵だと思います。」

白洲正子・次郎の二人が1943年から約60年間暮らした「武相荘」は、二人の娘の牧山桂子さんにより、一般にも公開されています。いつか「武相荘」を訪れ、白洲正子・次郎の暮らした環境に触れてみたいものです。


「戦後女性感謝プロジェクト」前回は河崎なつを紹介しました!

プロジェクトについて、詳しくはこちら ↓


記事:杉野芳子(明日少女隊)


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