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ミニマリストの週末日記 3

土曜日。くもり。と思っていたら、ストレッチをして洗濯機を回している間に、すぐ晴れになった。窓に日差しが白くてまぶしいくらい。

食パンをきらしていたので、防災用備蓄の箱からリッツクラッカーを出してサクサクと食べる。
コーヒーが飲みたくなったので、KINTOのカラフェで淹れる。85度のお湯で淹れたらチョコレートのように滑らかな、理想的な風味になった。
季節や気温によって微妙に異なりそうだけれど、この温度を一応覚えておこうと思う。そろそろコーヒーが切れるので、買いに行かなくちゃ。

近くの公園へ散歩に出る。GUのジョガーパンツとデニムジャケット、ユニクロの白い大きなTシャツ。ベージュのキャップ。毎週ずっとこんな服装をしている。

桜があちこちで散っている。
サラサラハラハラと視界いっぱいをたくさんの花びらが横切っていく。公園には親子連れがたくさんいて、手を引かれた小さな子があちこちで桜を見上げていて、夢の中のよう。
日差しがいたいくらいで、Tシャツ1枚でもよかったくらい。
ローソンでアイスカフェオレを買ってベンチで飲む。アイスコーヒーが美味しい季節になりました。

帰宅して着替えて、手洗いうがい、洗顔。さっぱりして、昼は簡単におにぎりにする。
しらすと白胡麻、炒り玉子のおにぎり。胡麻はすり鉢ですったのでいい匂いがする。海苔もパリッとしていい匂いがする。
昨夜作った牛肉のトマト煮込みも食べる。あるものを食べる家ごはんの気楽さが好きです。
買い置きしてある無糖の炭酸水がおいしい。あたたかくなって来たので、そろそろポットにお湯を作り置かなくてもいいかも。

午後、noteの下書きをいくつか作る。同時に複数の記事の下書きを進めておいて、それぞれ、ここまで、という感じがしたらその日はそこで書きやめる。
noteは読むのも面白いのでついついいろいろ読んでしまう。

もう一度着替えて、近所のコンビニまで出かける。主な目的はメルカリの発送。金曜日に出した3点が、すっすと皆売れて、ありがたいなあと思いながら発送。
メルカリ販売のコツとしては、やはり季節感が重要。断捨離は過ぎた季節のものをやりがちだけれど、来たる季節のものを見直すと、こうして処分するものをメルカリで売ることができたりして、すっきりと新たな季節に備えられるのでいいなと思う。
無事発送して、柿の種を買って帰る。

夕ご飯のおかずはラム肉と春キャベツと玉ねぎを炒めたもの。作り置きのキャベツのピクルスが酸っぱくて美味しい。
キャベツが1玉あるので、何かとキャベツキャベツ。春キャベツはやわらかくて緑が冴えている。

入浴、部屋を片付けた後、柿の種をポリポリしながら読書。

数日ずっと、村上春樹「騎士団長殺し」を、夢中で読んでいる。
読み返すのは3か4度目だけれど、読み返すたびに面白い。
ストーリーや人物の面白さ、描写や文章の巧みさはもちろんのこと、所々得体の知れない恐ろしさがあって、引き込まれる。

文章を読むというのは書き手の思考の追体験に近い。自分は特に物を読むのが好きだし、そこから受ける精神的な影響も大きいので、一日のうちのどこで何を読むかというのは、生活リズムをデザインする上でかなり大事なことなんじゃないかと思う。

一日のピークをどこに持ってくるか。
自由時間が出来る夜に精神的なピークが来がちだけれど、朝はスロウにスタート、夜はあえてチル、という風に、1日をゆるやかな曲線にデザインできたらいいなと思う。

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