ミニマリストの週末日記 4
土曜日。晴れ。
一度あたたかくなったのに、またここのところ朝方寒い日が続いている。
明け方目が覚めて毛布をかぶりなおすこともしばしば。
起きてゆっくりストレッチ。
お湯を沸かしてサーモスのステンレスポットにためておく。
日中はあたたかくなって冷たいものを飲みたいこともあるので、1.5ℓのポットになみなみではなく、半分くらい。
朝、白湯のカップからモワモワ立ち昇る湯気が好きでぼーっと見る。
朝食はトーストと、カフェインレスコーヒー。
洗濯、部屋干し。
ここ数日気圧の変化もあってか少し頭がもやもや。偏頭痛の前兆かもしれず、外に出る気がしないので、家で過ごすことにする。
昼はラーメン。非常食の袋ラーメン。
野菜や卵を入れたらいいんだろうなと思いながら、麺とスープだけの素ラーメンを食べる。
こういう日もある。よいよい。
haruka nakamura さんの[スティルライフII]という新譜情報をtwitterのタイムラインで見かけて、なんだかすごく良いような直感がして、まずは最初の[スティルライフ]というアルバムを聴いてみる。
すごく良くて、ずっと聴く。
ピアノの鍵盤がトン、トン、とおりる音、鍵盤が戻る音、鍵盤から指が離れる音まで収録されている、その音色がメロディとあいまって、とてもノスタルジック。
夕方、少し気力が回復したので煮物だけ作ることにする。
ここで頑張りすぎてはいけない。
新じゃがと春きゃべつ、玉ねぎと豚肉を重ねて、ほんの少しの水、コンソメ顆粒を少しパラパラとして圧力鍋で12分。
野菜から水分が出て良い感じでスープのようになる。ケチャップで食べる。
ほか、作り置きのきゃべつとツナを和えたもの、ピーマンと新じゃがのカレー炒め。
自炊をしているとどうしても同じ野菜ばかり食べ続けることになるけど、春らしくてよい。
夕食後、少しだけ外出。
無印に行き、トラベル用品をじっくりみる。無印のトラベル用品が機能的でとても好き。とても好きだけれど、すぐ必要なものは無いので、見るだけにとどめる。
スティックタイプのお香を買う。
帰宅、入浴。風呂の中で読書。
最近ずっと読んでたこれをようやく読み終わる。
村上春樹作品の様々な要素があちこちに現れていて集大成を感じるこの作品、ラストが明快で広々とした感触。平易で奥深い言葉でそれが書かれていてハッとする。
夜、諸々片付け終わってから、無印のお香を焚く。
久々にお香を焚いた。とてもいいにおい。
その中で、毎日使っている革製品の手入れをする。財布がわりのパスケースと、キーホルダーを兼ねている小銭入れに、薄く薄くクリームを塗る。
何かを片付けたり手入れをするのは気持ちが落ち着く。
一日をかけて、もやもやがほんの少しだけ均されたような気がした。
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