365days

●2022年4月からnoteを始めました。愛犬との想い出やオットとの日々の暮らし、NH…

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●2022年4月からnoteを始めました。愛犬との想い出やオットとの日々の暮らし、NHK朝ドラの感想を綴っています。 ○以前の日記はこちら→ https://ash365.exblog.jp/

最近の記事

「虎に翼」雑記帳📺 第47話

寅子が見た様々な表情。 「君もそういった薄っぺらなことを言うのだな」と口元を歪ませる桂場。泣き笑う寡婦の花江。「この国を破滅させる気かな」と言う神保教授。笑顔で対峙する久藤。 桂場にとって今までで一番気に食わない、寅子らしからぬ無難なスンとした答えに対して比例するかのようにひん曲がった口元。桂場なりに寅子に期待しているのだ。彼女がどう「法の世界」を変えていくのか。 花江は親友であり亡き兄の嫁だ。寅子の苦労もわかっている。ただ病死した優三と違い、直道が殺された戦争の相手国も

    • 「虎に翼」雑記帳📺 第46話

      昭和22年春。司法省の仮庁舎である元法曹会館で寅子が出会った男たち。 相変わらずの桂場。人当たりはいいが胡散臭い久藤。大学時代の同期で失礼垂れ流し野郎の小橋。女性と対等に働いたことのないその他大勢。 「憲法が変わろうと、彼女を取り巻く状況は戦争前と何も変わっていない」 常に眉間に皺を寄せ、厳しい口調の物言いをするが、おそらく桂場が一番寅子を含めた女性の立場の危うさを理解している男だ。 反面、男女問わず親しげに話し、口が上手で調子がいいこともさらっと言ってのける、ハンサムな

      • 「虎に翼」雑記帳📺 第44話

        「ほんの短い間でしたが、とてもやさしいいい男でした」と訪ねてきた復員兵に言われ、「しっかりするんだよ」と屋台の女将さんに声をかけられ、新聞に載っていた“日本国憲法”に励され、1人で食べ涙を流しそして前を向く寅子。 無事に日本に戻ってこられた復員兵が、戦時中の仲間に頼まれて形見の品を遺族に届けるシーン。終戦直後を舞台にしたドラマや映画でよく見る風景だ。泥棒の子供に取られまいと必死なのも、このお守りが鞄に入っていたから。遺族の前では、自分が生き残ったことすら罪深く感じる人も多か

        • 「虎に翼」雑記帳📺 第43話

          直言が最後にあれもこれもと秘密をぶっちゃけるし、皆で支え合う暮らしぶりはリアルだし、「花江ちゃんがどんどん強くなって嫌だなぁと思ったこともある」と直言が言うぐらい、花江の口の聞き様は舅にでなくもはや父に対してのそれだし。 直言にぶつける言葉は、寅子に代わって怒ってるかのように聞こえる。 「お父さんとは生きてるうちにお別れできるんだから」 3月の空襲で父母を失った花江の本音も聞かれる。 感心なのは嫁がそんな口の利き方をしても直言もはるも怒らず、むしろ寅子よりも娘らしく見えること

        「虎に翼」雑記帳📺 第47話

          「虎に翼」雑記帳📺 第42話

          「らんまん」で槙野万太郎と寿恵子夫婦の長女として生まれた園ちゃんが、寅子と優三夫婦の長女優未ちゃんとして登場。 どちらの家庭もマッチ作りをして生計を立てている描写。そんな貧しい時代に育てられている、園ちゃんの生まれ変わりのような優未ちゃん。今度は元気に成長できますように・・・ (2024年5月28日放送 42話)

          「虎に翼」雑記帳📺 第42話

          「虎に翼」雑記帳📺 第41話

          前回の朝ドラ以上に描かれなかった空襲シーン。今回は1945年3月10日未明の、花江の両親も亡くなった東京大空襲が描かれた。 疎開先から戻ってくる途中、よねが住み込みで働いているカフェー”燈台”の近くを通りかかり、つい店内を覗く寅子。近くにいた女性から店の人なら空襲で亡くなったと聞いたが、カフェーの近くに住んでいると思しき浮浪者のように、よねとマスターも逃げ出しどこかで生きていてほしい・・・ (2024年5月27日放送 41話)

          「虎に翼」雑記帳📺 第41話

          「虎に翼」雑記帳📺 第40話

          愛する家族と過ごす顔。 恩師に2人揃って結婚の報告に行き、自分の名前を失念されたことよりも佐田寅子と言われたのが嬉しくて仕方ない顔。 出征前に何かしたいことはと直言に聞かれ、はるにそんなことがいいんですよねと言われ、穏やかに微笑む顔。 泣くまいと耐え、寅子に向かって笑おうとする顔。 大きな愛情で寅子を支えてくれた、いつも笑顔だった優三。 (2024年5月24日放送 40話)

          「虎に翼」雑記帳📺 第40話

          「虎に翼」雑記帳📺 第39話その2

          「バカだな。無理して子供に何かあったらどうする」 「ご婦人の弁護士がここに来るとわかった時から、こうなる日が来ることは予想していたよ」 「佐田くん、弁護士の仕事を休んで、子育てに専念することも大事なことなんじゃないのかな」 「私もそう思うな。もう弁護士の資格は持っているのだから、仕事への復帰はいつだってできるんじゃないのかね」 男たちの忠告はもっともだし、寅子の体を心配して言ってくれているのもわかる。だけど・・・ 寅子の時代から80年経った今もまだ、妊娠出産と仕事を天秤に

          「虎に翼」雑記帳📺 第39話その2

          「虎に翼」雑記帳📺 第39話その1

          久保田先輩に対して寅子がそうだったように、よねにとっても寅子に裏切られたような思いをしたであろう、それぞれにとっての辛い日。 轟の言葉にいつものように明るく返さず、お前は1人じゃないというよねの言葉にも答えない。講演会で倒れたのも懐妊したのも聞かされてなかった。よねなりに寅子のそばで支えていたのに。 いつでも遊びにきてねとはるに言われた時の表情もそうだったが、寅子の恵まれた環境を羨ましいと思う時もあっただろう。しかも2度目にして合格し女性弁護士の肩書を持った寅子に比べ、自

          「虎に翼」雑記帳📺 第39話その1

          真夜中に前髪を切った

          数週間前から前髪が鬱陶しくして仕方なかった。 家事をする時には特にイライラして輪ゴムで括っていたが、さすがにそれはちょっとと思い無印良品でヘアゴムを買った。 カレンダーを見るとヘアサロンに行ったのは9月4日。伸びるはずだ。 鬱陶しいからと括っても根本的な解決にならないのはわかってる。 なぜ髪を切りに行かない?行きたくても、気に入った店がないからだ。 10年ほど前から値段も雰囲気も普通だが、カットの腕と雰囲気がいい人をやっと見つけたと喜んで通っていた店はあった。が、コロナ禍で

          真夜中に前髪を切った

          ガリガリ君はヒーロー

          火曜日頃から喉に不快感があったので、木曜の午前中いつものクリニックに行き、発熱はないもののコロナとインフルエンザ2種の同時検査をするとどちらでもなく「風邪ですね」といわれた。 金曜土曜と寝込んでしまい、ますます喉が腫れて飲み込みにくくなった私を救ってくれたのはガリガリ君ソーダ味だった。 夜中だろうが少しずつ食べれば喉も冷やされるし爽やかで美味しく生き返った心地がするが、惜しいかな咳を止めてはもらえないは残念だ(そこまでガリガリくんに求めてはいけない) #3行日記

          ガリガリ君はヒーロー

          ネタはあるのに

          3ヶ月前noteを復活させて毎日記すのを目指していたのに、3日毎、1週間毎、10日毎と更新が間遠になって、ひと月以上前からすっかり白紙のまま。 ブログは開店休業で停止して、今はX(Twitterの方がなじむ)とInstagramにNHKの朝ドラ感想を毎日記してそちらは習慣化してきたけれど。 うーん、noteまで手が回らない・・・ #3行日記 #note #X #Twitter #Instagram

          ネタはあるのに

          虫歯

          ほったらかしにしたところで自然治癒するはずもないのに、少なくとも5年以上放置している虫歯があり、今年に入ってからは歯科検診でこことここが・・・とさらに他にも増えていると言われてしまった。 一番の古株虫歯は、歯の裏を舌の先で触ると大きな穴があるのがいよいよわかるようになってきて、最近は食べたものがその穴に詰まることもある。 今日も夕食の鶏肉が詰まったとオットに言うと「シンデレラ・フィットやな」と返され、歯間ブラシを使って歯磨きしながら、フィットもうまい返しもいらんが日記のネタに

          大窪という人物

          万太郎が帝国大学の植物学研究室に現れ田邊教授に気に入られた時から、徳永助教授と一緒に露骨に不快感を表してきた大窪。 名家の出でそこそこの学歴なれどなかなか職に恵まれず、父と勝海舟の顔に泥を塗るまいと興味のない植物学の世界に身を置きそれなりに努力してきた彼にとって、学歴もなくニコニコしてただ植物が好きというだけの地方出の若い万太郎に反感を持つのも無理はない。 だがだんだんと気持ちも変わっていき、万太郎の家で自分のことを曝け出したり、共に研究し「ヤマトグサ」を発表するほど、万太郎

          大窪という人物

          揖保乃糸特級品

          虚弱なうえに暑さに弱いので、夏になるとさらに食欲が落ちてしまう。 毎年日差しが強くなるにつれ、去年の今頃はいったい何を食べて生き延びていたのかと思い出そうとしても、なぜか記憶が曖昧なのだが(大丈夫か)今年はちがう。 素麺の上ランクは本当に美味しいのかというネット記事を読んで素麺にもランクがあることを知り、試しにと初めてスーパーで手にしてからは、揖保乃糸特級品しか買えなくなったという記憶は残りそうである(多分)。 #3行日記

          揖保乃糸特級品

          センサー

          立秋の日には少し和らいだと思ったのにまだまだ暑さが厳しいので、エアコンには24時間がんばってもらっている。 ベランダに立つと部屋から出てくる結構な冷気に驚いたり、シャワーを浴びると体がホッと緩むのを感じるほど体が冷えているのに、リモコンの風量ボタンの強に指がのびる時があるのはなぜだろう。 施設に入所している母の部屋の室温が30度以上だったとかエアコンが冷房でなく暖房の時もあったとか、暑さを感じにくい高齢者あるあるなので気をつけておきますと先日看護師さんから聞いたばかりだが、母

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