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アセクシュアルについて

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アセクシュアル(無性愛)というセクシャリティについての情報と私のエッセイ セクシュアリティについてのしんどさが、少しでもなくなりますように
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記事一覧

アセクシュアルという概念との出会い

私がアセクシュアルという言葉を知ったのは、20歳の時だった。 その頃の私は、かなり楽しい生…

童貞・処女だからでしょ?と言われて、もがいたアセクシュアルの話

人に性的に惹かれることがない、アセクシュアルかもしれない、という話をすると、「セックスを…

ゲイの友人を救った自分の言葉に、私自身は苦しめられた

「ヒトって本当はみんなバイセクシャル(両性愛者)なんじゃないかな。ただ、偶然出会って好き…

保健の授業がどうしようもなく苦手だったアセクシュアルの反省と願い

保健の授業が苦手だった。 もうどうしようもなく恥ずかしくて、背筋を伸ばして授業を聞くこと…

セクシャルマイノリティの私が「人生半分損してるよ」と言われても傷つかなくなるまで

「人生半分損しているよ」 人を性的に好きになることがないと言うと、あるいは恋愛感情を抱か…

恋人優先という不文律と、アセクシュアルな私の虚無感

この社会には一般的に、恋人は友人より優先という謎の不文律?マナー?がある。 前から予定し…

「誰が好き?」という問いと、私の二次性徴期

小学生のとき、私は「女子」として生きていた。 小学校高学年になって、私の周りには、いわゆるカーストのようなものはなかったけれど、大きな「違い」が女子を分断していた。 イケている女子、そこはかとなくダサい女子。ませてる女子、ませてない女子。話が分かる女子、話についていけない女子。 幸運なことに、違いがあっても皆仲良しだった。けれど二種類の女子の間には、大きな川が流れているような感じがしていた。 今から思うと、違いは、二次性徴の発現という至極肉体的な原因から発生している部

アセクシュアルの私が、お坊さんとシスターから学んだこと

人から性的な存在として見られることに辟易していた私は、一時期「どうしたら人から性的な存在…

セクシャルマイノリティは、LGBTだけじゃない。

「セクシャルマイノリティー」というと「ああ、あのLGBTとかいうやつ?」という返しをされる …

何に興奮するかは人によって違う。それが勉強でも、恋愛でもいいじゃない

「恋愛しないで何するの?」 恋愛至上主義が少し薄らいでいる令和の時代でも、まだこう聞かれ…

草食?って言われると、もやっとする ~セクシャリティは”流行り”ではない~

「恋愛感情がない、他人に性的な欲求を抱かない、自分はそういうセクシュアリティだと思う」と…

「私はアセクシュアル"かもね"」って言う理由と悪魔

私は「私はアセクシュアルだ」と断言しない。 このアカウント名みたいに、「私はアセクシュア…

アセクシュアルであることに気付くこと、受け入れること 論文紹介その1

まだまだ情報が少ないアセクシュアル(無性愛)について。国内外の学術論文を紹介します☺ 今回…

セックスをする前に、知っておきたかった5つのこと

*この記事はセクシュアルな内容を含みます。でも、セクシャルなことが苦手な人にこそ、ぜひ読んでほしい。知っておいたら良かったのに、という自分の反省も込めて。 「童貞・処女だからでしょ?と言われて、もがいたアセクシュアルの話」という記事で自分がアセクシュアルかどうか確かめるためにセックスをした私の経験を書いたのだけれど、これを踏まえて、アセクシュアルの人たちがもし、セックスをしてみようかなと思ったときに、これだけは知ってほしいということをまとめました。アセクシャルかどうかを確か