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発達障害の私との向き合い方

私は、医者にはかかっていません。
治療も受けていなければ投薬もしていません。

私はアスペルガー症候群の二次障害として双極性障害・解離性同一性障害・強迫性障害・ADHDを持っており
その症状は各々発症すれば治療したり、処置をしなければいけないものですが
発達障害自体は治療するものではないからです。

アスペルガー症候群は脳の前頭葉の通信がうまくいかず、情報処理ができない時があると言われており、これは心の病でもなければ後天性の病気でもありません。生まれ持った作りです。
障害の規模は異なるでしょうが、色盲のような状態と似ていると思っています。

色盲の人に「この黄色い部分…わかるでしょ?」と言ってもわからない。

その代わり色盲の人に「そこのすごくコントラストがはっきりしているところ」と言われても色が鮮明に見える人には伝わらないかもしれない。

定型発達と発達障害の話が噛み合わなくなる可能性がある所以だと思っています。


発達障害を治療するということは、私は考えていない。
それではどうそれと共存していけるのか、それだけが私の中では議題でした。

発達障害の脳内は恐怖で溢れていると思います。
生存本能が強いがあまり、他人を敵対視しやすい。
休まることのない考える脳だと思います。

不安や恐怖が強まれば強迫性障害に陥り理屈もつかない恐怖に踊らされ、人前で頑張りすぎたあまり躁鬱状態から立ち上がれなくなり
人と同じことができない悔しさで自己全否定に陥り、その負のループを繰り返す。

相手が傷つけば自分のせいだし、物事がうまくいかないのも自分のせい。
そして無理をして、無理をすればどうにかなると思っていて
無理をして無理をしてまた鬱になって自分のせいだと責めて…

その中でどれが生活する上で問題であり、どこを「治療」あるいは「処置」するべきなのかと私は考えました、いえ、考えてきました。

考えて、考えすぎて、5年間考えて、それでもまだ考えて
アスペルガー症候群は考えすぎると二次障害がさらに悪化するとか
アスペルガーの特性が更に顕著になるとか指摘を受けながらも
それでも止められず考え続けている。

片手間に考えられることではありません。
なのでじっくり、ゆっくり話を進めることができればと思っています。

そして問題の根底を掘り起こして、ではどう対処できるのか
どう共存できるのか、私なりの言葉と定義でお話をしたいと思います。

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