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『トイレの花子さん』 (中高生たちの超短編小説 008)

探究学習塾エイスクールの中高クラス「探究ラボ」に通う16名の中高生たちと4名のメンター・ファシリテーターが書いたオリジナルの『超短編小説(インスタント・フィクション)』を掲載しています。誰が書いたかわからない、ちょっと不思議な約400字の世界をお楽しみ下さい。感想(コメント)もお待ちしております。

ねぇ、トイレの花子さんって知ってる?

えーと、、学校の3階の前から3番目のドアを3回叩いたら、
「わたしのハンカチを知らない?」とドアの向こうから声が聞こえるんだって。

そしたら、3秒以内に逃げないとドアの向こう側に引きずり込まれちゃうんだって。

でも、あたしたちの学校は中から鍵を閉めないとドアが開いた状態になっているから、ドアを叩く機会がないんだよね。

もしかしたら、この学校では花子さんは出ないかもね。

ところで、、、わたしのハンカチを知らない?

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