『一日の中での[あの時間]』 (中高生たちの超短編小説 007)
今寒すぎて死にそう。
暖かそうな島なのに、
寒すぎて何もできない。
食欲もない。
もう、早くゆっくりしたい。
一日中戦いすぎて疲れた。
技も出せないくらい疲れた。
自分は何もしてないけど疲れた。
それでも、「あの時間」、
「あの時間」さえあれば、
僕たちは一瞬で復活する。
あのときの自分たちとは思えないくらい、
体力や思考力も回復する。
明日はまた別の島に行く。
あと3つの島を回らないといけない。
そしてとある化け物を取りに行く。
飛んだり、泳いだり、登ったりして、
とある場所に行く。
もしいなかったら、
別の地方に行く必要がある。
明日の予定をしっかり確認してから
最高の「あの時間」を過ごす。
仲間たちと共に。
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